May 22, 2012
May 21, 2012
今年も「セミ授業」
今年も今日が年に一度の恒例‘セミ授業’。出席代わりにとったアンケートでは、出席78人中、セミがオスしか鳴かないことを知っていたのが49人(昨年32人)、セミ捕り経験が55人(昨年も55人)でした。セミが鳴く理由を何だと思っていたか尋ねたところ、「威嚇」「地上に出た解放感」「存在感を示す」という答えがあり笑いました。ヒグラシを鳥だと思っていた人が2人。
全学部向けの授業ですが、取っているのは医学部、歯学部、生物生産学部、教育学部など生物系の人が大半です。
May 18, 2012
May 10, 2012
ヒソヒソばなし
最後の1頭も羽化したアカスジキンカメムシ。結局昨年信州大学から連れてきた8頭のうち冬越しできたのが3頭で、1頭が羽化失敗。無事羽化したのがこの2頭でした。向って右側の個体の翅がちょっと変です。こうやってみると連れてきたかいがあったと思います。美しい・・・
May 08, 2012
ハルゼミ
アブラゼミやクマゼミやミンミンゼミが外で鳴いても何ともないのに、ハルゼミが鳴くと居ても立ってもいられなくなるのはどうしてなのでしょうか。前にも書いたかもしれませんが、「早くおいでよ」と呼ばれているような気持ち。授業中に教室のすぐ外のアカマツ林で合唱を始めるので・・・。今年もそんな季節が来ました。「中四国ライブネット」に出演したときに、共演のある先生に、セミの話になったら話し方が変わって・・・「セミが本当にお好きなんだ」と思われたそうです。ちっちゃくてかわいい・・・羽化前のハルゼミの幼虫を手のひらで遊ばせていると、できることならこのまま何年も飼い続けたいと思うのです。
May 01, 2012
Spring Cicada
今年もハルゼミの季節が来ました。下は4月28日に撮った写真で、夕方暗くなる前にすでにほぼ羽化を終えたオスです。この日はオスの羽化ラッシュで、見かけた羽化11の全部がオスで、メスは1頭も見ませんでした。この11頭のうちの10頭の分を含む約30個の脱皮殻(抜け殻)もメスはたった1個でした。
Twitter などをみると、最近ハルゼミを聞いたという記事を目にしますが・・・状況からほとんどはクビキリギスの間違いのようです。子供の頃に今時分夜外から聞こえてくるジ−−という「耳にキツイ」連続音を聞いて、祖父に「何の音?」と聞いたところ、「ミミズの鳴き声」と聞かされたものです。しばらくして(数年後?)、やはりミミズが鳴く姿をこの目で見てみたいと外に飛び出し、それが細身で赤い口をしたバッタであることを突き止めたことを思い出します。
April 25, 2012
立体昆虫顔面図鑑
先日東京出張の帰り、浜松町駅で、ふと見られているような感覚に襲われて振り返ると・・・
そこにあったのは一台の自動販売機。いわゆる「がちゃがちゃ販売機」の現代版のようなもので、見かけは普通の缶ジュースやペットボトル販売機のようなものなのに、売られているのはカプセル入りの「グッズ」。しかも「立体昆虫顔面図鑑」というタイトルで、マグネット付きで昆虫の頭部「だけ」を模したものが売られていました。そこで見つけたのが、写真のアブラゼミの頭部。これはかなり「グロい」のではないでしょうか(笑)?ほかに、カイコ、トノサマバッタ、オオスズメバチなどがあります。「何が出るかはお楽しみ」ということなので、買いませんでした。
これはどうやらタカラトミーアーツから発売されているようです(ここ)。1つ¥300。アマゾンでも6個セットで販売されているようです(こちら)。昆虫写真家の海野和男氏の完全監修というのもまた驚きです。
April 24, 2012
April 17, 2012
猫の屁上がりて・・・
徒然草に「『奥山に猫又といふものありて人を食ふなり』と言ひけるに、『山ならねどもこれらにも猫の経あがりて猫又になり人取ることはあなるものを』と言ふ者ありけるを・・・」という段があります。中学の時にここが教科書に載っていて、ちょうど担当したのが教育実習中の女子大生のお姉さん。「猫の経あがりて」のところで、教室中が爆笑に。なぜ笑うのか分からない教育実習生は近くの子に理由を聞いて笑い出し、教室を静めようとしますが、一度火がついた教室はなかなか収まらず。
もう40年以上前のエピソードですが、こんなことがあると、記憶に刻み込まれるものです。
April 13, 2012
April 12, 2012
バーンスタイン/イスラエル・フィルのマーラー第9交響曲
バーンスタイン/イスラエル・フィルのマーラー第9交響曲のCDが発売され、そのスジではこのCDの話題で持ちきりで、早くも今年一番の話題盤とされているようです。(Helicon Classics 02-9656 2枚組)
1985年8月25日イスラエル/テルアビブでのライブ録音。この組み合わせはこの数日後にはそのまま来日して同じ曲を演奏しています。私は東京のNHKホールで聴きました。
私の唯一の生でのバーンスタイン体験なのですが、実は当日のロビーの様子は覚えているのですが、肝心の演奏そのものはよく覚えていません。1970年の大阪万博の年にニューヨーク・フィルとともに来日して同曲を演奏したとき聞きそびれて以来、待ち続けたバーンスタインのマーラー実演。私はそれを楽しみにし、逆に当日音楽を冷静に楽しむ余裕を失うほど自分を失っていたのかも知れません。記憶ではチケット売り出し当初は6番の交響曲がアナウンスされていたのが、9番に変更になったのだと思います。
さて、このCD。一聴してバーンスタイン。ベルリン・フィルとのたった一回(演奏会は2日間だったと思いますが)限りの演奏CDの同曲はかなり極端な姿をしていると思いますが、それに比べるとバーンスタインの望む形になっているのでしょう。しかもライブだけに現場感(「臨場感」というとオーディオ的なニュアンスに取られるので、「げんばかん」と呼びましょう)が豊か。何か、自分が記憶から失った「あの日」の演奏を呼び戻してくれるような気がしました。ああ、そうだった・・・と。
なぜか、スコアを見ながら聴く気をなくさせる演奏。もうこれだけ聴く人の心を揺さぶり、動かすのなら、スコアにマーラーがどう書いたか確かめるのが馬鹿馬鹿しくなるような、そんな気がしました。フルトヴェングラーのベートーヴェン第9がある意味スコアを逸脱しいてるのと同様、バーンスタインのマーラー第9もギリギリのところにある気がしますが、これはバーンスタインにしかできない演奏で、これからもフルトヴェングラーのベートーヴェン第9同様に特別に扱われることでしょう。有無を言わさない演奏。指揮台を踏みならす音が、バーンスタインの強烈な主張、確信を象徴します。スコアなんて見なさんな、俺がすべて理解し、全部聴かせてやるんだ、と迫ってくるような・・・。
フルトヴェングラーのベートーヴェン第9が、有名なバイロイトの第9だけではなく、ルツェルンの第9やらベルリン・フィルとの第9などなど「掘り出され」ていったように、バーンスタインのマーラー第9もいろいろと「掘り出され」ていくのでしょうか。
日本にカラヤンほど来なかったバーンスタインですが、私が記憶している限り、マーラーを演奏したのは1970年に9番、74年に5番、そして85年が9番(79年に1番もあったようです)。こうしてみても彼にとって9番は特別だったのでしょう。確かに9番は格別。彼のマーラーの中でも別格の素晴らしさをもっていると思います。しかし、だからと言って他の指揮者の演奏がみなダメで、分っていない等というのはちょっと違うような気がします。
こういう極めて個性的でありながら聴く相手を揺さぶり感動させるCDに久しぶりに出会った気がします。
ーーーーー以下2012.4.24追記
第1楽章の2回出てくるヴァイオリンの半音階的つぶやき(138小節〜、255小節〜)でわざと音を軋ませるのはバーンスタイン流ですが、非常に効果的です。
この楽章はmit höchster Gewalt(この上ない暴力をもって) と書かれたfffの瞬間=頂点に向って登っていきますが(第6交響曲のハンマーの打撃にも通じる「瞬間」だ)、そこまで持って行くバーンスタインの運びは見事です。葬列が続き、弔鐘が聞こえます。チューブラベルを使っているように聞こえますが(楽譜の指定はtiefe Glocken 低い鐘)、やや味気なく聞こえます。チューブラベルを使うことがほとんどなので、無い物ねだりですが。
録音はベストではないと思いますが、何の問題もないと感じます。そもそも、あのバイロイトの「第9」を繰り返し聴かれているのではないのでしょうか?あれと比べれば雲泥の差。第一正真正銘のステレオです。これ以上何をお求めですか?
April 09, 2012
「中四国ライブネット」ラジオ番組出演
昨日、RCC(中国放送)で「中四国ライブネット」というラジオ番組(中国・四国地方のAMラジオ局8局によるブロックネットラジオ番組)に出演させて頂きました。
写真は放送終了後、出演者の皆さん、スタッフとの記念撮影(掲載許可済み)。最後列は左からパーソナリティの兼森一将さんと掛本智子さん、RCC番組ディレクターの角さん。中列左から広島大学文学研究科三浦先生(お城など古建築の専門家)、白っぽいセーターの私、前列左が理学研究科の小林先生(粘菌による数理モデルの専門家、イグ・ノーベル賞受賞者)、最前列中央が医学研究科の大毛先生(腸内発酵の専門家)。
私はセミについて約30分ほど。つい暴走して最後は話がセミから昆虫界の嫌われ者‘G’へ。ここで時間切れでストップをかけられました。自分の出番が終わり息を抜いていると・・・司会のお二人から、いきなり「どう思われますか?」などの突っ込みの御指名があって、うろたえました。番組中に司会のお二人に届けられる視聴者からのメール、質問を記した紙を掛本さんの横にいた私が覗き込んでいたことも、「御指名」のきっかけになっていたのでしょう。
掛本さんは番組開始前、小林先生持参の粘菌を見るや「これ、食べてもよいですか?」と質問。「食べられますか?」ではないところがスゴイ。そして番組中に食されたのでした(酸っぱくてまずいそうです)。まさにプロです。兼森さんと掛本さんの司会進行も、こういう世界を知らない私には見事としか言いようがない・・・職人芸を見る思いがしました。‘放課後’のみなさんのお話もまた、そのまま番組になりそうな面白さでした。
こういう機会がないと全く出会うことがない4人(いや、6人)を引き合わせる機会を作って頂いた角さんをはじめ、番組スタッフに感謝します。楽しい2時間+αでした。
☆兼森さんのこの放送についてのブログ記事はこちら
☆番組中に使用したセミの鳴き声は、(予定とは異なり)キュウシュウエゾゼミとイシガキヒグラシでした。
April 03, 2012
今年の3月は暖かくなった
こうして比べると、昨年の3月は寒かったことがわかります。今年の冬は寒かったですが、3月に入って急速に例年並みの春が来ているようです。
2012年3月
最高気温が10℃を上回った日数=21
最低気温が-5℃を下回った日数=1
最低気温が氷点下の日数=14
日平均気温の平均=6.2℃
日最高気温の平均=11.4℃
日最低気温の平均=0.9℃
月最高気温=18.3℃
月最低気温=-5.1℃
2011年3月
最高気温が10℃を上回った日数=15
最低気温が-5℃を下回った日数=2
最低気温が氷点下の日数=23
日平均気温の平均=4.5℃
日最高気温の平均=10.8℃
日最低気温の平均=-1.4℃
月最高気温=18.3℃
月最低気温=-5.9℃
2010年3月
最高気温が10℃を上回った日数=21
最低気温が-5℃を下回った日数=0
最低気温が氷点下の日数=9
日平均気温の平均=6.8℃
日最高気温の平均=11.6℃
日最低気温の平均=1.8℃
月最高気温=21.8℃
月最低気温=-4.2℃
都響定期B:マーラーを聴く
東京で開催された数学会のついで(?)に東京都交響楽団の定期演奏会(2012年3月29日19:00〜サントリー・ホール)を聴いてきました。
曲目:G.マーラー「亡き子をしのぶ歌」休憩後 交響曲「大地の歌」
指揮:E.インバル
メゾ・ソプラノ:I.フェルミリオン
テノール:R.ギャンビル
前半の「亡き子をしのぶ歌」はもう何も言うことがありません。フェルミリオンは太く低い声で、私の感覚ではメゾと言うよりもアルト(同義という言い方もあるのは知っていますが、正しいのかどうかは分かりませんが、個人的には区別しています)。名演だったと思います。コントラバスは7。
どうもこの日は疲れていたのか(花粉症の影響か?)、ぼーっとしていて音楽に乗れずにいたのですが、そうでなければ感動したと思います。
後半の「大地の歌」はやや問題があるように感じました。平土間の後ろから2列目という条件もあったのかも知れませんが、ギャンビルの声はオーケストラに消されがち。特に第1楽章ではよく聞こえませんでした。フェルミリオンの声はそんなこともなく、2楽章では秋の寂しさがよく出ていたように思います。4楽章では途中で速くなって突然テンポ・プリモになります(練習番号16番)が、ここの対比が見事でした。ただ、そのぶん早口言葉になっているのは致し方ないか・・・。この部分はオーケストラが派手に鳴るので、ややどんちゃん騒ぎに聞こえてしまうのは、元々のこの曲のもっている難しさかもしれません。
そのすぐ後(たぶん練習番号17番あたり)で木管に事故があった(クラリネットが落ちた?)ように聞こえたのですが、今回スコアを見ていなかったのと、ややぼーっとしていたため確かではありません。
終曲「告別」は素晴らしかったと思います。ここだけでも聴く価値は十分あったように思います。インバルはうっかりすると埋もれてしまうフレーズをクッキリと浮かび上がらせ、しかもそれがとても自然体。極めてこなれたマーラーを聴かせてくれました。以前はややもすると感心するけれども感動しないことがあったのですが、とてもよい形で熟成していると感じました。
「大地の歌」はコントラバスは8。指揮者左側に第一、第二ヴァイオリン、中央にビオラ。指揮者右手にチェロ、その奥にコントラバス。マンドリンは1。数年前まで広響にいた久一氏がパウケンを叩いていました。























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