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May 2004

May 28, 2004

May 28, 2004

私は筆圧が強くて、万年筆に向いていません。学生時代に使ったことはあるのですが、しばらくするとペン先が股割き状態になりインクがポタポタ。シャープペンシルもペン先の筒が長いものはダメ。筆圧で曲がってしまい芯がすぐに折れるようになるのです。そんなわけですから手紙はすべてボールペンで書いてきました。先日ある御礼状を書いていて、ふと思ったのですが、やはり出来上がりを見るとチープに見えるのですね。20代や30代位までならよいのかもしれませんが、この歳でボールペン(それも一本100円位のものだ)で御礼状を書くというのはカッコ悪い。太い万年筆の一本くらい持っていて、たまに書く手紙ぐらいはそれで書くことにしようか。

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May 24, 2004

May 24, 2004

21日にイナゴとバッタの話を書きましたが、それで思い出したのは「クマバチとクマンバチ」。いまだに誤解されているようですがこの二つ、言葉としては似ていますが全く違います。クマバチ(熊蜂)は春先になるとホバリングをして縄張りを守っている黒色で胸部が黄色い丸っこいハチ。社会性のハチではなく、コワモテの割におとなしいハチです。ちなみにホバリングしているのはオスですので刺そうと思っても(?)針が無いので刺せません。一方のクマンバチとはスズメバチの俗称(方言?)。ご存知のように非常に凶暴な社会性のハチで、刺されると危険です。ミツバチは一度刺すと死んでしまいますが、スズメバチは何度でも刺せます。

そこで、R.コルサコフが作曲したのは「クマバチは飛ぶ」なのか「クマンバチは飛ぶ」なのか・・・?私はロシア語が読めませんし、調べる気もなかったのですが、どうやらこのことに気付いた人は多いようで、論じているホームページもいくつもあるようです。この曲の内容は、群れで白鳥を襲い、刺す、ということのようですので、少なくともクマバチではなさそうです。でもロシアにスズメバチはいるのでしょうか?ウェブで見てみると、あれはマルハナバチのことだ、と書いているページもありました。真相はどうなのでしょうか?

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May 21, 2004

May 21, 2004

岩波書店「図書」5月号を見ていたら、「イナゴか? バッタか?」という柴田 武 氏の文章がありました。イナゴとバッタの違いなのですが、有名なパール・バックの「大地」や旧約聖書に出てくる空を真っ黒にして飛んできてすべてを食べ尽くすというアレはどちらなのか?というわけです。あのムシは恐らくトノサマバッタなのだからイナゴと訳すのはおかしいのではないか、ということから日本の各地ではこのイナゴとバッタをどのように言うか、区別するか、あるいはしないかということに言及しています。

私もちょっと調べてみたのですが、バッタのなかに「イナゴ科」というグループがあるので、やはりこのグループに属するバッタがイナゴで、それ以外はバッタなのでしょう、多分。イナゴはバッタの部分集合なので、イナゴをバッタと呼んでも間違いではないが、イナゴ科以外のバッタをイナゴというのは間違いなのかも知れません。トノサマバッタはイナゴ科には入っていないので、やはり分類学上では「大地」に出てくるのはバッタというべきなのでしょう。

このようにイナゴとバッタは包含関係があるので厄介です。一方、チョウとガ(蛾)はそうではないので区別は簡単なはずなのですが、実際はいまだにかなり混乱しているようです。ここで混乱といったのは日常用語としての区別のことです。分類学上は「アゲハチョウ上科」「セセリチョウ上科」に属する鱗翅目をチョウ、それ以外の鱗翅目をガというのです(多分)。ある昆虫学者が「セセリチョウなんで蛾みたいなものだから、蛾でもよかった」とおっしゃっていたのを聞いたことがあります。よく言われる、昼飛ぶか夜飛ぶか、翅を立ててとまるか、否か、等々の区別はどれも例外があってあまり意味をなさないのですが、小学校の理科あたりではどうしているのでしょう。私のある知人が奥さんのことを(夜の蝶ならぬ)「昼の蛾」と言っていたのを思い出します(^^;)。

日本語では水と湯を別の単語で表現するけれど区別がない外国語もある(英語で「湯」は「熱い水」という)のと同様、チョウとガを区別しない外国語もあるようです。

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May 16, 2004

May 16, 2004(May 18改)

イナカの路線バスは乗った距離によって運賃が違うので、大体降りる時に払います。当然ワンマンですから運転手の横の運賃箱に払って降りるわけですが、そのときに「ありがとうございました」と言いながら降りる人がいるのです。運転手も当然「ありがとうございました」と言うので、お互いに言いあうことになるのですね。これは熊本でも広島でも見ましたし、案外若い人に多いようなので日本全国広範囲に学校でそのように教えているのかも知れませんが、はっきり言って奇妙です。またこれは路線バスだけの現象の様で、電車や飛行機では見たことがありません。それとも私が知らないだけで、電車を降りる時にも運転席や車掌室に駆け寄り「ありがとう」と言っているという人もいるのでしょうか?路線バスの運転手はそれが仕事なのでわれわれを目的地まで乗せてくれたわけで、知り合いが自家用車で駅までわざわざ連れていってくれたのとはわけが違いますし、何といってもわれわれはそれに対して対価を払っているわけです。

特別なことをしてもらったならともかく、一体何に対して「ありがとう」なのでしょう?店で買い物をする時にレジで客が「ありがとう」を言ったら変でしょう?何か言うとしたら「お世話様」ではないでしょうか

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May 12, 2004

May 12, 2004

5日に瀬戸内海にうかぶ島、蒲刈島に行ってきました。島はミカンの花が満開で、どこにいっても甘い香りが漂っていました。我が家のベランダに植えてある鉢植えのミカン、レモン*)も今満開でちょうど寝室の窓のすぐ外に置いてあるので、寝るまでの間窓を開けて本を読みながら香りを楽しんでいます。ミカンとレモンの花の香りの違いは私には判別できませんが、いずれもいわゆる柑橘系の香りとクチナシの花の香りの中間といった感じでしょうか。クチナシほど強烈ではありませんが甘く品の良い香りです。レモンは咲くと白くなるのですがツボミのときには赤褐色〜赤紫で、ミカンはツボミのときから純白です。幼い時からこの手の香りが大好きで、庭に植えてあったクチナシの花に鼻をつけてずっと嗅いでいて母親に叱られたものです。

*) 我が家で咲いたレモンの花 禁無断転載

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