July 15, 2005
先月台湾を訪問する機会を得たのですが、友人の職場を訪れたときにちょうどヒグラシ(日本のヒグラシに近縁のソウザンヒグラシという種。日本のヒグラシ同様美声の持ち主)が鳴き出したのです。思わず、「こんな環境で仕事できてうらやましい」と言ったのですが、考えてみれば私だって十分すばらしい環境に暮らしているのですね。
ちょうどこの季節になると、朝は4時半を過ぎるとヒグラシの大合唱がはじまり、夕方6時を過ぎると職場でもあの美声が聞こえてきます。勿論休日に家にいれば夕方もたっぷり聞くことができますし、早めに(注:通常は9時頃に帰宅する)帰宅すれば帰宅途中は絶え間なく合唱を聞きながら帰れるわけです(注:私は15分の徒歩通勤)。
とにかく、昔からヒグラシの鳴き声に包まれて生活するのは夢でしたし、そうしようとしたわけではないのですが、まさか実現できるとは思いませんでした。いつまでも続くとは思わないで、楽しむことにします。とかくずっと同じ環境にいると、それが当然で何か特別なことだと気づかないものです。「家の横の草地に毎日キジが来て鳴く」とか「春になるとヒバリの声が楽しい」と話して、地元の人は「それが?」という顔をするのですが・・・。
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ヒグラシの写真のページを公開しています。こちらから

Comments
皆さん、コメント、トラックバックありがとうございます。
留守勝ちな上忙しくて(理由は自明でしょう)お返事が遅れがちでもうしわけございません。
*セミを表す漢字は漢和辞典などをひくとたくさんあるようですが、中国での使い分けはよくわかりません。勿論棲んでいる種類も違いますし。ヒグラシに蜩という漢字を当てるもの日本だけの様です。中国でも台湾でも使いません。もっとも台湾では以前は蜩と書いたのですが、日本占領下のことですので。
*ツノゼミはセミではありません。ウンカ、ヨコバイ、アワフキ、ハゴロモなどとともにセミの近縁のグループではありますが。「母屋」ではツノゼミは扱っていません。
Posted by: Zikade(家主) | August 13, 2005 at 12:40 PM
蝉に関する記事って少ないですよね。
ツノゼミって検索しても出てこない。
1cmもない小さいいやつなんですけど。
Posted by: ISEKOBO | August 09, 2005 at 11:45 PM
セミに関する漢字では、「蝉」以外には、ヒグラシのみ、「蜩」という漢字を持っています。古来から、日本人にとって、ヒグラシは特別な存在だったのですね。ところで、平安期の古典文学に蜩は登場するのですが、京都あたりでは、まず朝からクマゼミがやかましかったはずです。平安貴族たちは、どのように聞いたのでしょう?
Posted by: Paczki | August 07, 2005 at 12:27 AM
昨夜セミの羽化を2時間ほど観察しました。種類が気になってこちらで調べさせていただきました。多分、アブラゼミかなという結論に達しましたが、羽化のショー、中々素敵でした。
Posted by: ChromClass | August 05, 2005 at 10:34 AM
こんにちは。
セミについて調べていて,このサイトを見つけました。セミについての新しい知識をたくさん頂いてとてもうれしいです。現在は,セミの鳴き声に囲まれた職場に勤めてはいませんが,行けたらいいと思っています。
Posted by: kuwachan | July 24, 2005 at 10:49 AM
コメントありがとうございました。
「ヒグラシは日本の心」と言った友人がいました。母は夏バテをしていても夕方にヒグラシの鳴き声を聞くと食欲が出ると言っています。幼いとき、避暑に連れていってもらい、夕方風呂上がりに夕風とともに聞こえてきたヒグラシの合唱が耳に残っています。
ところで「セミがまだ鳴かない」というのは毎年FAQ。それだけ日本の夏にはセミが欠かせない、ということだと思います。気長にお待ち下さい。
Posted by: Zikade(家主) | July 22, 2005 at 12:07 PM
こんにちは。千葉よりセミについて気になったことがあって、HPを拝見させていただきました。
ウチの近くでは今年、セミの声がいまだに聞けず心配になったからです。
年により、数、時期の違いがあるとあり、
ちょっと安心。
夕やけ時のヒグラシ
哀愁と平穏を感じる
あの声と情景が私も好きです
今年も味わえるのを
心 穏やかに待とうと思います。
Posted by: いっぽ | July 21, 2005 at 12:50 PM