Nov. 22, 2005
先週末の土曜日、ソニーのウォークマンAシリーズが発売されたようです。言わずと知れたiPodの刺客のはずでしたが、9月の製品発表(2ヶ月後!に発売)当日がアップルの新iPod「即日!」発売にぶつかり、発売直前には、iPod国内シェア60%がニュースになるなど散々。60%のシェアと言っても、アップルストアの販売分などが含まれていないので、実際はもっと高いのではないでしょうか。さらにウェブで見ると、製品評価も今一つよろしくないようで・・・。
私はこの原因は「iPod」に対する考え方の違いから来ているのではないかと思っています。ソニーはかつての栄光が災いして(?)、「iPod」を分かっていない。「ウォークマン」ではないにもかかわらず、「ウォークマン」だと思っているのではないでしょうか(ウォークマンの呪縛)。いまだにウォークマンというネーミングをしていることでもそのことがうかがえます(いや、もしかすると気づいているのに「作れない」のかも)。よく、「iPod」こそ、ウォークマンを作ったソニーの得意分野で、誰よりも先に手がけるべき製品だった、ということを聞いたり、読んだりしますが、それは「iPod」を「ウォークマン」だと思っているからで、ちょっと違うのではないかと思います。私はiPodはソフトとハードを両方作っているアップルだからこそできた、非常にアップルらしい製品だと思っています。
単にシェアの違いであるなら、それほど問題はないと思います。Macだって、3〜4%です。でもWiodowsとMacのシェアの違いとは根本的に違うのです。MacにはWindowsにはない、「代え難い魅力」があるのですが、ソニーのウォークマンAシリーズにはないのではないかと想像します。いや、似て非なるものと言ってもよいのでしょう。あのMacOS(一体マイクロソフトが真似をしだして何年経つのだろうか?いまだに実現できない)を作り上げた会社にソフトで対抗するのは難しいと思います。数ヶ月や半年、せいぜい1年でできるわけがない・・・。
ここまでシェアが増えると、サードパーティから様々な関連商品が発売されて、それがまたiPodをもり立てていき、魅力が増すことになります。個人的にはソニーが「ウォークマン」を作っているかぎり、勝ち目はないように思えます。早く別の方向=本来のソニーの原点に立ち返った製品を作るべきだと思います。このような製品はその意味で大歓迎です。ソニー・ファンでもある私の願いです。

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