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April 2006

April 18, 2006

Apr. 18, 2006

月刊むし4月号に「ギフチョウ類の保護・保全をめぐる諸問題」と題する藤井恒氏の文が掲載されています。これを見ると(とは言っても私は本屋で斜め読みしただけです)、問題はギフチョウにとどまらず、昆虫一般に関係することだと気づきます。例えば、地域変異としてギフチョウの斑紋変化をコレクションすることの問題点が指摘されていますが、セミについても同様のことは起こりうると思います(いや、すでに起こっているかもしません)。ただセミはチョウに比べて「人気がない」だけです。

地域変異などを調べることはそれはそれで意味のあることですが、個体の微細な差違にこだわってコレクションし、しかもその結果をまとめてしかるべき場所に発表すること等を一切しなければ、それは結局自己満足にすぎないわけです。そもそも微細な差違は(人間だって一人一人顔立ちが違うように)存在するわけで、藤井氏も指摘しているように、多くの場合は調べても科学的に意味が無いのでしょう。標本のコレクションを否定することはしませんし、私も標本を持っていますが、やはり分かったことは報告するくらいのことはしないと、採集した昆虫やひいては自然に対しての申し訳はできないのではないでしょうか。もちろん報告さえすればそれが免罪符になって、いくらでもコレクションしてよい、ということにはなりませんが、最低限分かったことはしかるべき場所に公表するくらいはしてよいのではないでしょうか。しかしこの問題の難しさは、発表の方法を誤ると、人々が採集に押しかけるきっかけを作る可能性があるということを見ても理解できます。いずれにせよ、昆虫採集に対する風当たり(むし社の「21世紀の昆虫採集を考える」というサイトを御一読下さい)が強くなってきている今、採集する我々のスタンスも問われているのかもしれません。

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April 16, 2006

Apr. 16, 2006

久しぶりに朝から晴れたので、また花見に出かけました。まず世羅郡甲山町に枝垂れ桜を。山のせいか、現地に着くとすっかり曇ってしまいました。Shidarezakura1

Shidarezakura2_1

白竜湖近くまで帰って来るとすっかり晴れ、河内町でこんなヤマザクラを発見(左下)。田んぼの真ん中にその存在感を十分に示していました。

Yamazakura

次に福富町にある高塚城跡のサクラを見に行きました。ミツバツツジも花を開き、満開のソメイヨシノと競演していました(下)。まさに里山の春です。
Sakuramitsubatsutsuji

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April 11, 2006

Apr. 11, 2006

昨年の11月5日頃にわが家に来たツチイナゴ(そのときの記事はこちら)ですが、無事ベランダで冬越しし、3月10日頃からベランダ内を移動するようになりました。しかし、3月下旬にメスがスズメに見つかり左の後ろ脚を失う災難に。後悔したのか、自分で越冬したお気に入りの場所に戻り、オスと再会。その後はあまり遠出もせずに過しています。4月に入ってもわが家のベランダから逃げることをせずに、居着いていて時々二匹でご覧のようにオンブバッタ状態のアツアツぶりを見せつけてくれます(決して必ずしもいつも交尾しているわけではないようです)。交互に出かけてベランダ内にある鉢植えのミカンの葉っぱをかじったり、サクラの花びらを食べたりしていますが、夕方になるとお気に入りの場所に戻って寄り添っています。わが家に来て5ヶ月を越しましたが、比較的安全で、食べ物にも不自由しないので、このままいるつもりなのでしょうか。微笑ましい姿で和ませててくれる夫婦です。生き物も姿を消す冬ですが、ツチイナゴを放し飼いにするのがこんなに楽しいとは思いませんでした。今年も晩秋になったら連れて来ようと思います。

ちなみに、ツチイナゴは日本で成虫で越冬する唯一のバッタです。
Tsuchiinago0408

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April 10, 2006

Apr. 10, 2006

寒い東広島(西条)にもようやく春が来て、4月1日を最後に最低気温が氷点下に下がらなくなりました。しかしまだプラスの1〜2度という日がほとんどです。それでも日中は暖かくなり、先週からサクラもチラホラ咲き始めました。待ちきれずにこの土日は里山の春を楽しんできました。

まず8日の土曜日は、毎年行っている安芸高田市向原にカタクリの群生地を訪ねました(左下)。
Katakuri
よく見るとショウジョウバカマの可愛い花も咲いています(右下)。
Shoujoubakama
近くの高台では見事な枝垂れ桜が満開でした。

Shidarezakura

今年はタムシバが裏年(?)のようでほとんど見かけないのが残念です(昨年の写真はこちら


翌9日は早起きし、まだほとんど誰もいない広島大学キャンパスに出かけてヒバリの鳴き声を録音しました(鳴き声はこちら。やや大きいファイルなので御注意下さい。24bit96kHzのwavファイル)。よく見ると芝生の上にも何羽も歩いていて、時々舞い上がっては旋回しながらホバリングしています。本人達は真剣なのでしょうが、とても軽やかな明るく楽しげな鳴き声で、私は大好きです。

一度帰宅して、今度は自宅ベランダから聞こえてくる音を録音してみました。近所の農場で飼っているニワトリの鳴き声や、ヒバリ、ウグイス、スズメの鳴き声、そして家のすぐ下を闊歩するキジの一鳴き(同上)。鳴くと必ずバサバサっと羽をドラミングするようです。

次に近くの鏡山公園でサクラを観賞。まだソメイヨシノは6〜7分咲きというところでした(左下)。今週の後半が見頃なのではないでしょうか。
Someiyoshino
早咲きのオオシマザクラが純白の気品のある花を付けていました(右下)。

Oshima

ちょっと物足りなかったので、次は満開のサクラを求めて、安芸津町の正福寺山公園に行ってみました。やはり暖かいからでしょうか、満開の2000本とも言われるソメイヨシノは見事でした(下)。
Someiyoshino2


*) 録音:24bit96kHzサンプリング、ステレオ録音、200HzハイパスフィルターON 、デジタルリミッターON、PCM-D1(SONY)使用

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April 06, 2006

Apr. 6, 2006

アップルがIntelベースのMacにWindows XPをインストールできるユーティリティBoot Campのベータ・バージョンを公開し、さらには来年春にもリリースされると言われる次期 MacOS X 10.5`Leopard' に組み込むと発表したとのことで、ハチの巣をつついたような騒ぎになっているようです。アップルの株価も急上昇とか。

私のようにWindowsに全く関心が無い人間には関係ないようなものですが、Windowsからどうしても離れられない人たちにはMacに乗り換えるきっかけになるのでしょう。時々、仕事はWIndows、趣味はMacと使い分けているという人もいますが、これからは2台買う必要がなくなるわけです。MacとWindowsのデュアルブートができ、さらにその気になればUNIX用のソフトだって使えるマシンはどこを探しても他にないわけです。それでMacのシェアが増えることはよいことです。今回のことで、マイクロソフトはWindowsの売り上げ向上につながりますが、アップル以外のパソコンメーカーは今後大変でしょうね。ところで、Windows XPって単体で買うと3万円以上するって本当でしょうか?ちょっと信じられません。MacOSXは14800円(私はアカデミックユーザーなので8800円!)です。

Windows用しか存在しないソフト、たとえばフリーのソフトなどで面白いものがMacでも使えれば私もWindowsをインストールしてもいいかな、とも思いますが、よほど手放せなくなるほどよいソフトでなければ、そのためにわざわざ3万円以上も払ってWindowsを買ってインストールするのも馬鹿馬鹿しいですね。そう考えると理想的なのは、WIndows用ソフトがWIndowsを介さずにMacOSで動くようになることですが・・・、無理でしょう。

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