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August 2006

August 30, 2006

自由研究・夏休みの宿題/Aug. 30, 2006

私の通った中学では夏休みの宿題はありませんでした。そのかわり、休みの前に親子三者面談があって、その年の休みの過ごし方を決めさせられました。とは言っても休みのあとにチェックがあったわけではなかったと思います。小学校も基本的に宿題は少なかったと思います。とにかく、夏休みの宿題が多くて大変だったという記憶はないのです(決して私だけがヘッチャラだったという意味ではありません)。これは学校の教育方針だったと思います。

小学校のときには、夏休みになると親に朝のうちに勉強をさせられて、ノルマをこなせばあとはフリー。午後からはセミ採り三昧。夕方暗くなるまで近所の子と虫を追いかけていました。夏休みの宿題、これがないと全く勉強しない子が続出するんでしょうか。

よく自由研究ということで親御さんからセミについて聞かれるのですが、せっかくよい自由研究のネタを見つけていながら、いきなり答えを聞いておしまいにしようとする人が多いのですね。たとえば「雨の日、セミは何していますか?」とか、「セミは自分で起き上がれないのか?」、「死ぬときになぜ仰向けなのか?」など、疑問があるのならば実際に外に行って観察すればよいのに。自分であれこれ工夫してこそ自由研究でしょう?いろいろなセミを捕まえてきて、いろいろ試したら面白いと思うのですが、いきなり答えだけ聞いておしまいにする・・・こんなことが理科嫌いをつくっているのでしょうか。「セミ」をテーマにした自由研究のネタだけでも、いくらでもあると思います。

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August 25, 2006

子猫殺し/Aug. 25, 2006

18日付日経新聞夕刊に掲載されたエッセーで、某直木賞作家が「子猫を殺している」と書いたということで、話題になっているそうな。「権利」云々などとおっしゃっているようですが、理屈ではなく人には感覚的に「できない」事があるものです。連日台所でパシン!とゴキブリを叩いている奥様連中が子猫や子犬もパシン!と叩きつぶせるとは思えませんし。理屈ではないので、こういう方と議論しても、喧嘩しても平行線でしょう。私とは感覚的に相容れないので、お友達にはなりたくないな、と思った次第。

ちなみに、私は大のネコ派です。イヌは基本的に嫌い。

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August 24, 2006

セミが怖いか?/Aug. 24, 2006

毎年問い合わせがあるのが「セミが怖い。なんとかならないか」という主旨のメール。私に聞かれても困ります。母屋FAQの部屋にも書いたのですが、「米粒がたくさんあって怖い」、「桜の花びらが一斉にチラチラ舞っていて怖くて通れない」と同種の怖さに思えるのです。あんなに平和で可愛い虫の一体どこがどう怖いんでしょ?蜂なら刺すかもしれないし、蛾ならドクガかもしれない、と分からないでもないのですが、セミですよ、セミ。この人達は幼いときにセミ採りを経験していないのでしょうか?セミ採りは日本の伝統的文化だと思うのですが。私はセミよりも、セミ採りをしたことがない人間の方がよほど怖い。

さて、家(集合住宅)の階段の照明に毎夜さまざまな虫が飛来するのですが、これを狙っているのがカラス。夜明けとともに朝食代わりにこれらの虫達を食べていきます。朝階段を下りると、食い散らかした無残な残骸が散乱しています。かわいそうなので、毎夜私はレスキューと称して階段を歩いてセミ(セミだけ特別扱い)をすべて連れ帰り、一晩だけ虫かごに入れて保護したり、ベランダ側の植木にとまらせておくのです。翌朝皆逃げていきます。こんなことを知ってか知らずか、レスキューに出かけると、セミたちは飛び回り私の体にとまったりします。可愛いものです。密かにそのうち恩返しに来ないかと期待しているのですが・・・。

分からないといえば、セミの鳴き声がうるさいということ。確かにセミが鳴くと気が散って仕事にならなくなるのは認めます(飛んでいきたくなる)。やらなければいけない仕事が多いときは黙っていて欲しいのですが、それを除けばうるさいと思ったことはほとんどありません。あ、もう一つ。早朝に鳴かれると、思わず聞いてしまって眠れなくなることがあるのもちょっと困りものかもしれません。

例外は八重山地方にいるタイワンヒグラシでしょうか。御存知ない方のために説明すると(詳しくは上の種名をクリックして下さい)、ヒグラシといっても、あの優雅なヒグラシとは似ても似つかぬ、ケタタマシイ咆哮のような鳴き声なのです(試聴はここから)。他のセミの録音をしていてもお構いなく吠えるのは止めてほしいものです。台湾名「騒蝉」というのもわかります。

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August 23, 2006

伊藤の公式/Aug. 23, 2006

伊藤 清先生がガウス賞を受賞されました。朝から関連の連絡メールがたくさん届いています。私の専門(セミではない、念のため)分野では伊藤先生を知らない人はモグリ以外の何者でもありません。私は直接指導を受けたことはないのですが、ある事務的用件で頂いた封書のお手紙が一通手元にあります。そのうち額に入れないといけなくなるかもしれません。伊藤先生の今回の受賞は自分の研究分野が世界から評価されたことにも通じるわけで、とても嬉しいです。

ちなみに・・・伊藤公式ですが、簡単に言うと、あるランダムな揺らぎを伴って時間変化する量が満たす方程式があるとき、その量の2乗、3乗をはじめとしたさまざまな関数で変換した量はどんな方程式を満たすかを導く公式です。伊藤先生御自身はいつも伊藤公式とは呼ばれず「変数変換の公式」とおっしゃっていました。

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August 22, 2006

2コマ写真展/Aug. 22, 2006

いよいよ今週の金曜日から、はじまります。お近くにお越しの節は是非お立ち寄り下さい。私は2作品出品しています。会場には9月2日−3日に行く予定です。

Dm

(8月24日追記:いよいよ明日からだと思うと遠方に居ながら緊張してきました)

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August 21, 2006

バナナ/Aug. 21, 2006

今、わが家にはカブトムシやクワガタがたくさんいる。ほとんどがわが家(集合住宅)の階段の照明に飛来したもので、あとは昨年石垣島から連れ帰ったヒラタクワガタなど。エサは市販のクワガタ用のゼリーなどではなく、いろいろな果物の残りやバナナを与えている。ちなみにカブトムシを除いてわが家の‘入居資格’は越年できるかどうかで、いくら立派でもミヤマクワガタやノコギリクワガタは入居できない。

さて、バナナである。バナナを切らさないようにする必要があるわけだが、よくバナナは「冷蔵庫に入れてはいけない」と聞く。しかし冷蔵庫に入れないでおくと、どんどん皮は黒ずみ発酵が進んで「彼ら」は喜ぶかもしれないが、人間は食べられなくなってしまう。なによりもすべてのバナナが一斉に熟れてしまうので、保存の意味がない。この暑い季節は特にそうだ。しかも温くなったバナナなど美味しくない。冷えたバナナを食べたいものだ。

そこでいろいろ調べたところ、どうも一本一本を房から切り離し、別々にラップでくるんでおけば冷蔵庫に入れてもよいらしいことがわかった。早速昨日から実行し冷蔵庫に入れてみたが、今朝は冷えた美味しいバナナを食べることができた。もう数日様子を見ないと結論は出せないが、よさそうな気がする。

バナナといえば、私はちょっと青みが残った、皮にキズや黒ずみの無いものが好み。ちょっと酸味のあるスッキリした味が爽やかだからだ。家内は皮が黄色く、黒ずみが出て熟したものが好み。私は熟したものはちょっと独特のアク・苦味を感じてあまり好きではない。十数年ほど前にオーストリアのインスブルックに行った時、立ち寄った果物屋で緑の綺麗なバナナを発見した。これは美味そうだと、家内の反対を押しきりホテルに買って帰り、皮を剥こうとしたが、なかなか剥けない。なんとか剥いたバナナは固く渋く、全く食べられない代物だったのだ。結局そのバナナの房を持ってあちこち移動し、帰国前夜を迎えたわけだが、それでも熟しておらず、結局「廃棄処分」になったのであった。これがわが家の「バナナ事件」である。

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August 17, 2006

田舎の生活・都会の刺激/Aug. 17, 2006

昨日で田舎に暮らして満19年になりました。まあ田舎といっても程度はいろいろあります。東京から見ればどこだってすべて「田舎」なんでしょうし、本当の僻地からみれば私の住んできた場所は田舎には入らないかもしれません。ですから、ここでは田舎とは大都会に対する地方と言うくらいの意味だとお考え下さい。

私は東京に生まれて1987年の8月まで30年以上を過し、それから2000年9月まで13年間を熊本市、その後今日まで東広島市(広島県)で暮らしています。都市の規模から言えば、東広島市が圧倒的に小さく、実際にいちばん「田舎度」が高いです。しかし今でも実家は東京ですし、ほどよく都会と田舎を知っていると自負しています。都会には都会のよさがありますし、田舎もしかり。それぞれに欠点もあります。それぞれに特徴があるということは間違いありません。

よく、「田舎は刺激が少ない」という人がいます。私が考えるに、今の通信、メディアが発達している時代、ニュースに乗り遅れるということはないのですが、(私が思いつくことで)決定的に違うのは演劇、音楽公演、映画、展覧会、大書店ではないでしょうか。たとえば私の関心のある音楽を例にすると、東京にはプロのオーケストラだけで5つ以上(正確にはわからない)あり、それぞれが月に1、2回ずつ定期演奏会をしているわけです。その他にも国内外のプロ、アマのオーケストラは毎日のように演奏会をしている・・・。一方、熊本市にはプロのオーケストラはありませんし、まして東広島市にはあるはずもない。隣の広島市にかろうじてプロのオーケストラが一つあるだけです。年間の演奏会の数は圧倒的に違います。

いくら演奏会があっても一人が行ける数には限りがある、だから多くたって仕方がない、ということを言う人もいますが、それは違います。地方では演奏曲目数に絶対的な違いがありますし、そのうえ演奏のプログラムが偏っている傾向があるのです。東京では地方では演奏されたこともないような曲でも聞こうと思えば聞けるのです。その「可能性」が存在していることが大きな違いだと思います。しかし、一方では全くそれらのメリットを利用しない人もいるわけで、それらの人にとってはこのような大都会ならではのメリットは意味がないでしょう。演奏会を例に出しましたが、映画でも演劇でも事情は同じようなものです。刺激は自分で積極的に見つけ、経験してこそ真の刺激となるのであって、それ以外の、外から勝手にやってくる「刺激」は単に人の心を苛立たせる「公害」にすぎません。

大都会に住んでいても多くの人がその本当のメリットを利用していない可能性があると思いますが、これは地方に住んでいる人にも言えることです。前にも書きましたが、たとえば「自宅の横の草地で毎日キジが鳴く」、「ヒバリがピーチク鳴きながらホバリングしている」と言っても、「そんなことが面白い?」という感覚。それがどんなに素晴らしいことかという感覚の欠如。夏の夜明け、山全体がシャンシャンシャン・・・と鈴の音のごとく(それもとびっきりの美音)ヒグラシの大合唱が鳴り響く。美しい山並みの風景だってよいでしょう。経験したものでなければ分からないこれらの感激を現地に住みながら見過ごしている限り、「田舎がよい」というのは、都会で「電車がすぐ来てよい」と同じ次元にとどまっていると言わざるを得ません。

何も、地方は自然だけが豊富なわけではありません。生まれ育った土地と異る場所では、言葉はもとより、風習や風俗が微妙に異るのです。それらを知ることも大きな刺激、楽しみになっています。お盆の風習も熊本と広島では全く違います(広島のコンビニで棒に付いた金ピカの飾り物が売られているのを初めて目にしたときに驚き!)。私が(熊本でもそうでしたが)東広島市に来て感じるのは毎日が発見の連続ということです。地方が、立派な道路をつくり、新幹線を誘致し、空港を造れば大都会になれるか、と思うのは大きな誤解。都会にもなれず、田舎を捨てれば、残るものは何もないはずです。

あなたは大都会でどんな「刺激」をうけているのでしょうか?あなたは田舎でどんな感動を手にしていますか?

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August 14, 2006

セミの鳴き声の録音/Aug. 14, 2006

セミの鳴き声の録音で、意外と難しいのが平地に普通にいるセミの録音です。たとえばアブラゼミ。とにかく、騒音のあるようなところばかりにいる。山の中でひっそり鳴くなんていうことがないので、車の騒音、人の出す生活音、話し声から離れて録音することが極めて難しいのです。基本的にアブラゼミは山にはあまりいないのです。その点、山の中で鳴くセミは、そこまで行くのは大変ですが、そういった気遣いがいらないのです。
そういう意味で難しいセミの一つがクマゼミ。今まで広島でまともに録音することができませんでした。しかし、週末に家の近くの公園でなんとか録音に成功しました(録音はここ )。秘訣は、ここのセミが接近して録音していても気にせずに鳴いてくれたこと。非常に協力的に自慢のノドを披露してくれたのです。それと優れた録音機、SONY PCM-D1。至近距離で録音しても決して歪みませんでした。至近距離で録音することで、録音入力レベルを低く設定でき、相対的に外部ノイズが聞こえないレベルに下げられるのです(さすが24ビット)。以前使っていたDATではレベルメーター通りの録音レベルにすると、入力オーバーになったのですが、PCM-D1ではメーター通りに録音して全く問題がありません。さて、今度はアブラゼミの鳴き声を録音したいのですが、大学のキャンパスは夏休みとは言っても、クラブ活動花盛り。大勢の学生の声はさずがにこの方法でも無理がありそうです。どこかアブラゼミがたくさんいて、静かなところはないものでしょうか。

*その他のセミの鳴き声は「母屋」で。

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August 12, 2006

ミント色/Aug. 12, 2006

私はミントのアイスクリームが大好きです。あのスーとする感じが爽やかで心地よいのですが、昨日ミントティーを入れていてふと気づいたのです。ミントティーはちっとも青くない。褐色です。ではミント(ペパーミント)の色だとおもっているあの水色〜青は何の色なんだろうか。ミントのあの爽快な香りは葉から来ていると思いますが、葉は普通の植物同様、緑。花が青かもしれませんが、だからといって花を摘んでミントの香料にしているわけではないので、ミントの色の起源にはなりそうにありません。爽快感を呼ぶ色だからと、勝手に人工着色した色(誰かがかつて考えた)がたまたま水色〜青だったのでしょうか?

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August 10, 2006

お盆/Aug. 10, 2006

今年もお盆が近づきました。わが家にはこの種の宗教行事がないので、理解が不足しているのですが、なぜ8月の15日前後なのでしょうか?7月の15日にするのはわかりますし、陰暦を使うのならそれはそれでわかります。事実沖縄では陰暦の7月15日(今年は8月8日)頃にお盆の行事を行い、石垣島ではアンガマ、本島ではエイサーなどがあります。つまり年によってお盆の日にちが変化し、9月にお盆になることもあるわけです。来年は8月27日頃に沖縄に行くとシャッターの閉まった店が多いはずです。しかし本土で行われる8月15日固定のお盆はなぜなのでしょうか?年ごとに変化するのを避けるために便宜的にこの日に固定したのでしょうか?本土でも沖縄のように陰暦でお盆をする地域はあるのでしょうか?

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