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October 20, 2006

アッター湖/Oct. 20, 2006

発売中の「芸術新潮」10月号はG.クリムトの特集なので、買ってみました。クリムトに限らず、いわゆる世紀末ヴィーンの芸術はマーラーとの関連で非常に関心があるからです。さて、その中で、クリムトが多くの風景画を描いた、アッターゼー(湖)−オーストリア/ザルツブルグ郊外のザルツカンマーグートと言われる地域にある湖。すぐ隣にあるモントゼー(訳せば「月湖」)にある教会は映画「サウンド・オブ・ミュージック」の結婚式のシーンのロケで使われた教会として現在も観光地になっている−の紹介が出ています(「画家が愛した湖 避暑地アッターゼー」)。どの絵がどの辺で描いたものかについて地図入りで解説されていて、大変面白いです。実は今から11年ほど前、私はハネムーンでここを訪ねているので非常に懐かしいのです。

私が行ったのはちょうどゴールデン・ウィークの頃。あたりは梨(すもも?)の白い花がまるで日本のサクラのように咲きみだれ、野山はタンポポのような黄色い花が咲いていて、飽和状態になるほどの美しさでした。ザルツブルグからバスでモントゼーまで行って乗換え、アッター湖畔のウンターアッハまで行きましたが、その先のバスがほとんど無く、インフォメーションに飛び込んで相談して、タクシーを呼んでもらいました。タクシーで湖対岸のシュタインバッハまで行きました。ここはマーラーが作曲小屋(再建かもしれないが現存)を建てて第2、第3交響曲を作曲したところなのです。現在は知りませんが、夏の時期を除いてバスの本数も非常に少なく、交通の便が悪いところでした。しかしウンターアッハにしてもシュタインバッハにしてもクリムトの風景画そのままの風景で、クリムトの絵を見るたびにあの飽和状態になるほどの美しさが蘇って来るのです。Attersee

写真はウンターアッハから見たアッター湖(1995年5月)

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