« October 2006 | Main | December 2006 »

November 2006

November 30, 2006

マイナスイオン/Nov. 30, 2006

数日前の読売新聞に、「マイナスイオン効果をうたったインターネット広告に、科学的根拠がないものが含まれているとして、東京都は7業者に対し、景品表示法を守るよう指導した」旨の記事が出たようです。

マイナスイオンが話題になって、ありとあらゆる電気電子機器が「マイナスイオン対応」になったのはいつでしたか。その頃にマイナスイオンとは何者か、調べて結局よくわからなかった覚えがあるのですが、かなり怪しいものだとは思っていました。特にオゾンを出す機器もあるようで、そんなものから出るマイナスイオンがたとえ体に良くても、オゾンを発生するというだけで、使う気にはなりません。大手メーカーまでがこぞって、「マイナスイオン対応」になったおかげで、マイナスイオン非対応機器を買うことが難しくなったことは困ったことです。

そう言えば、かつてアルカリ性食品が流行って、「血液がアルカリ性になる」などと謳っていたことがありましたね。もちろんアルカリ性にしろ、酸性にしろ血液のpHがそこまで変化したら、それこそその時点で死んでしまいます。アルカリ性(酸性)食品を浴びるように食べても、血液のpHはほとんど変化しないようにできているのです。

| | Comments (2)

November 28, 2006

苦手/Nov. 28, 2006

誰しも苦手はあるものですが、私の場合音楽で苦手というのはそれほどありません。いや、苦手な音楽には近づかないから知らないだけかもしれません。ラジオでこの曲がかかったらスイッチを切る!というほど苦手(嫌い!)な曲は、ドップラーの「ハンガリー田園幻想曲 」、リストの「ハンガリー狂詩曲」くらいでしょうか。共通項は「ハンガリー」ですが、偶然ではないのかもしれません。

今年anniversaryであるモーツァルトは好きな作曲家で、上記2曲と同レベルの苦手曲はないのですが(スイッチを切らずにちゃんと聞く)、どうしても好きになれない曲が2曲あります。40番の交響曲(K. 550)と20番のピアノ協奏曲(K. 466)です。2曲とも日本ではモーツァルトの数ある曲の中でも最も人気のある曲なのですが、だからというわけではないのですが、ちょっと苦手です。短調の曲であることも無関係ではないのでしょうが、もう一つのト短調交響曲、25番は嫌ではありません。以前、古典派以前の作曲家は全部ダメだが、40番だけは好きという人にあって驚いたことがありますが、好き好きなのですね。

最後の3曲の交響曲では39番、41番は大好きで、特に41番は聞くたびに感激するのですが、40番がどうしても好きになれない・・・。理由はわからず自分でも不思議です。

*話は変わりますが、オーストリアつながりで。
以前書いた「オーストリアの日本名変更問題」ですが、政府観光局が「オーストリー」に反対しているという情報も(これのことですね)。まだ一波乱ありそうです。

| | Comments (0)

November 25, 2006

入居希望者/Nov. 26, 2006

家の玄関前の廊下には時々さまざまな虫が来ます。今年の夏にはヒラタクワガタもいましたし、コクワガタ、オオゾウムシなどなど。今の季節はツチイナゴです。これらの昆虫達をわが家では「入居希望者」と呼んで飼ったり、ベランダで放し飼いします。大体向こうから入居を希望したような連中ですから、そのまま居着くことが多いようです。

昨年は入居希望のツチイナゴ(注:九州以北のバッタのうち、成虫で越冬する唯一の種)がいなかったので、近所で捕まえてきてベランダで放し、様子をみたのですが、結局2、3匹がそのままわが家のベランダを越冬場所にしてくれました。今年は居心地の良さが噂にでもなったのでしょうか、玄関前で入居希望をしたツチイナゴが2匹。少なくともそのうち一匹はそのまま居着いて越冬中です。その子の写真が下の写真です。多分来春までこうして越冬すると思います。天気がよいと、葉っぱの上に出てきて日向ぼっこする姿がなかなかカワイイのです(去年の子の様子はここ)。わが家の冬のペットです。

Tsuchiinago

| | Comments (2)

November 24, 2006

スパム・コール・ブロック/Nov. 24, 2006

今どきインターネットを利用していてスパム・メールに悩まされない人は少ないと思いますが、私のところには自宅にも職場にも、スパム・メールより古典的とも言える迷惑電話もしばしばかかってきます。大体が、ワンルームマンションに投資しませんか、等の内容なのですが、時間をとって相手をする分、鬱陶しいのはスパム・メール以上かもしれません。スパム・メールにはフィルターやブロックなどの手がありますが、スパム・コールとも言うべきその手の迷惑電話には有効な手が少ないのです。

かつては「その人は転勤しました」、「亡くなりました」(←さすがに自分を‘殺す’のは縁起でもないので、後味が悪く、使ったのは一回だけでした)、「海外に長期出張中です」、「引っ越しました」などと言ったこともありましたが、最近は先方に私の名前を言わせるように仕向けます。御存知の方が多いと思いますが、なかなか私の苗字は正確に読めないのですね。一方、私に「正当な」用のある人で読めない人は少ないですから、電話の相手が「ぜ」や「ざ」で始まる苗字で「○○○○さんですか?」等と言ったら「違います」と答えます(事実、そんな名前ではないのですから)。中には苗字が読めないせいでしょう、いきなりファースト・ネーム(下の名前)で「○○○○さんですか?」と言う失礼な電話もかかります。馴れ馴れしいにもほどがあります。一面識もない相手に軽々しく呼ばれたくありません。

しかしスパム・メールのブロック/フィルターが誤判断するのに似て(?)、たまに「正当な」電話もブロックしてしまうことがあります。一度あったのは馴染みのカメラ屋。修理を頼んでいて、出来上がりの報告の電話だったのですが、ブロック。続いてもう一度かかってきて、今度はヨメが出て事無きを得ました。可哀相なそのカメラ屋は、今でも店に何か注文(取り寄せ、修理など)に行くと、フリガナを念入りに確認するようになりました。

| | Comments (7)

November 23, 2006

額に入れたポスター/Nov. 23, 2006

昨年台湾に行った時に、「台湾賞蝉圖鑑」の著者、陳 振祥さんからお土産で頂いた、この図鑑の販売促進用(?)のポスターをようやく額縁に入れました(左下:全体と中央部分)。

Frame1 Frame2

こうしてみると見違えるように素敵になって、インテリアとしてすばらしいものになりますね。単なるポスターと侮ってはいけません。台湾のすべての種の原寸大の標本写真が印刷してあり、これ自体が簡易的な図鑑にもなるものです。実際、昨年このポスターを見ながら、陳さんとそこで鳴いているセミを指し示したりして話したのです。この図鑑は出版されてまだ2年なのですが、ちょうど1年ほど前に出版社が閉鎖され(事実上倒産?)、現在はこの図鑑は入手が困難です。今年台北で訪れた本屋でも見ることはできませんでした。その意味でも貴重です。

もう一枚の額は4、5年ほど前にセミ友達Sさんから頂いた、フランスの博物館のセミポスター(右)。これも額に入れて飾っています。

Frame3

| | Comments (2)

November 22, 2006

New Book/Nov. 22, 2006

3年8ヶ月ぶりに主力機を更新しました。MacBook Pro(17インチ)です。初めてのintel Mac(Intel Core 2 Duo)ということで、不安もありましたが、今のところ何も変わったことはありません。

ところで、Appleの商品名からMacintoshという語が消え、すべてMacになったのはPowerMac G4の頃だったと思います。つまり、この時から‘Mac’は略称や愛称ではなく、正式な名称になったと理解していたのですが、今回、届けられた真新しいMacBook Proを起動したら、デスクトップにあるハードディスクのアイコンには‘Macintosh HD’とあるのです。こんなところでまだ‘Macintosh’は生きていたのですね。

ちなみに私のノート遍歴は、PowerBook 170, 540c, 3400, G3, G4 そして今回の MacBook Proの6台です。この間15年ですから、15÷5=3(÷6ではない!)ということで、平均約3年間隔で更新していることになります。CPUはさまざまですが、目安としてクロック周波数が2倍を超えないうちは更新しないことにしています。例えばPowerBook G3は500MHz、G4が1GHz、今回のMacBook Proは2.33 GHzです。今回の更新ではクロックは2.33倍ですが、恐らく処理速度は7〜10倍ではないでしょうか。

Macbook

写真は新旧のノート。さてどちらが新しいノートかおわかりでしょうか?向かって左がPowerBook G4、右が新しいMacBook Proです。共に17インチディスプレーですが、たった3.08 Kgしかありません。私は不器用で、小さなキーボードを叩くことができないので、巷で売れているいわゆるモバイル・ノートに用はないのですが、さすがに海外出張に行くときには小さなノートが欲しくなります。とは言っても出来損ないOSしか走らない悪趣味なデザインのノートなんて死んでも使う気はありません。

 

| | Comments (2)

November 21, 2006

2つの胸像/Nov. 21, 2006

国際マーラー協会の会報Vol. 53にM.Fritthumという人による、ロダン作のマーラー胸像の歴史についての一文が出ています。それによると、胸像は実は2つあったそうで、一つはアルマ・マーラーがマーラーの死後1931年に国立歌劇場に贈ったもので、第二次大戦が近づいた1938年(オーストリー併合の年!)にナチスによる破壊を恐れて、当時のオランダの領事が大使の許可のもと、これを持ち出して保管していたらしいのです。なぜ、オランダなのかは分かりませんが、もしかするとメンゲルベルク、マーラー以来の関係が影響しているのかもしれません。

連合軍によるヴィーン解放の後、すぐに返還しようとしたのですが、肝心のオペラハウスが破壊されていて、1945年に代わりにフィルハーモニーに返還されたとのことです。ところが、一度は確認されたようなのですが1947年を最後に所在が分からなくなったそうです。先日どこかの役所で、高価な絵画を外して倉庫に入れておいたら、他のガラクタと一緒になってしまい気づいた時には廃棄された後だった、というニュースがありましたが、戦後のゴタゴタでこういうこともあったのでしょう。

Mahler2

さて、そこでもう一つアルマが持っていた胸像を譲り受けて1948年5月16日にアン・デア・ヴィーン劇場でB.ワルターによる第2交響曲のコンサートに先立って除幕式を行い、オペラに胸像が‘戻った’のだそうです。この写真は昨年私が国立歌劇場で撮ってきた写真で、勿論この2つ目の胸像ということになります。

| | Comments (0)

November 20, 2006

一足早いクリスマス/Nov. 20, 2006

週末、京都まで行ってきました。目的は18日に京都コンサートホールで行われた、ニコラウス・アーノンクール/ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスその他の演奏によるヘンデルの「メサイア」を聴くためです。アーノンクールがウィーン・フィルと広島でもコンサートをすることを知って、迷ったのですが、広島でのプログラムがモーツァルトの39番とベートーヴェンの7番ということで、コストパフォーマンスのよい(?)「メサイア」にしました。

とにかく非常に彫りの深い「メサイア」で、どこをとっても良くコントロールされ、意味付けされ、宗教曲という言葉からイメージする大人しいイメージを振り払い、この曲がオラトリオであることを思い出させるドラマティックな演奏でした。とにかくすべてが衝撃的でした。対位法の音の積み重ねの中から次々に主要声部が移動していく様を見ているのも面白いのですが、それに時にまるでゴリゴリゴリ!と音がするかのようなアクセントが付け加えられ、曲によっては舞曲のように聞こえることもあるのです。音の強弱も非常に細かく考えられ、有名なハレルヤ・コーラスは何と弱音で始まり、次第に高揚していきます。このように美しいハレルヤ・コーラスは聴いたことがありませんでした。もう二度とこのような深い「メサイア」出会えないのではないか、とさえ感じたものです。今まで私は何を聞いていたのでしょうか。

ある意味でとてもロマンティックな演奏だと思いますが、いわゆるロマンティックという言葉からイメージしがちな、情緒的な意味でのロマンティシズムとは違って、例えばPifa(田園シンフォニー)など、ついゆっくりとしたテンポの綿々とした音楽を聴きたくなるのですが、ここは逆にあっさりと速めのテンポで演奏し、繰返しもなく過ぎていきました。

ほんの一ヶ月前に聴いたルツェルンの祝祭オーケストラの巨大な編成とは打って変わって、コントラバスが2本の6型というカワイイ編成のオーケストラ。指揮台もなく、指揮者の左から時計回りに第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ビオラ、チェロ、舞台上手前列に木管(オーボエ、ファゴット)。チェロの奥にコントラバス。バイオリンの奥に通奏低音のチェンバロ/オルガン(持ち替え)。コントラバスの左にティンパニとトランペット(2本)。ただしトランペットは第一部では舞台の上手上の二階席で演奏。合唱(アーノルト・シェーンベルク合唱団)は48名。ソリストは合唱団の前。

京都コンサートホールは初めてだったのですが、正面のやや右寄りにオルガン、舞台周辺はサントリー・ホールにも似ていますが、全体はシューボックスタイプです。残響が非常に豊かで美しく、個人的にはとてもよいホールだと思いました。

東京での演奏会のチケットも入手難だったようで、1部が終わった後の休憩時間に、ある御夫妻が私に、東京のチケットが取れず、必死の思いで今日のチケットを取って横浜から聴きにきたのだが、コンサートがハネるのが8時とは思わず、終わりまでいると帰れなくなるので、2部の途中で帰りたい。ついては天井桟敷の私たちの席と交換してもらえないか、と話しかけてきました(開演は5時)。そこで後半は3階席中央の前から2列目のS席に席替えして聴くことができました。

京都は観光シーズンで宿が全く取れず、この日も大阪まで戻って泊まりました。翌日は神戸に出て神戸市立博物館で開かれている「オルセー美術館展」を観賞。中華街で食事をし、台湾茶を楽しんでから夕方に新神戸に出て、売店で見つけた「赤福」を買って帰路につきました。

| | Comments (4)

November 16, 2006

旧友との再会/Nov. 16, 2006

平穏な毎日を過している、というわけでもない(!)のですが、とりたてて書きたいこともない毎日です。

さて、昨日通勤の途中、道の脇に5mにも満たないほどの小さなエノキを見つけました。あまり期待もせず、ちょっと探してみたら、何匹かの越冬前のゴマダラチョウの幼虫がいました。昨日はカメラを忘れていたので、今日あらためて撮ってきました(写真)。

Gomadara1
ゴマダラチョウの説明は省きますが、タテハチョウ科のチョウで、国蝶オオムラサキの親戚筋、従姉妹か再従姉妹(ハトコ)というところでしょうか。東京の都心にもいるチョウで、子供の頃にはクヌギの樹液に滑空して飛んでくる、口が黄色いカッコいいチョウということで魅力的な存在でした。

オオムラサキと幼虫の形も似ていて、食樹も同じエノキ、越冬の方法も同じということで昔は憧れのオオムラサキを飼っているつもりでゴマダラチョウの幼虫の飼育をしたものです。残念ながら写真がないのでお見せできませんが、顔がとてもかわいいのです。中学生の頃、授業中によくノートにゴマダラチョウの幼虫をイタズラ描きしていたものです。今回久しぶりに見つけて、旧友に出会ったかのような懐かしい思いがしました。我ながら感心した(?)のは、見つけ方のコツ。自転車の乗り方と一緒で、一度身についたテクニックは忘れないものです(大袈裟か)。昔取った杵柄ということでしょうか。

| | Comments (0)

November 11, 2006

No problem/Nov. 11, 2006

No problem ! と言われたら、普通は「大丈夫だよ!」とか「全然問題なしだよ!」という、相手を安心させる言葉なのですが、研究を生業にしている人間にとっては、恐怖を与える言葉でもあります。研究する「問題」が無くなる、思い浮かばない、というのは、研究生命にかかわることなのです。とは言っても私のような三流以下の‘研究者’はしばしば‘no problem’状態になるので、いちいち滅入っていたら命がありません。そのうち‘お告げ’があるだろうと信じて生き続け、何とかその‘お告げ’があったおかげで現在まで食い繋いでいるわけです。これは本業だけではなく、「セミ」についても同様です。

ところで、このブログ。気の向くままに書いていたのですが、最近は常連さんもいらっしゃるようになって、「書かねば」というプレッシャーを感じるようになりました。今までは一ヶ月間に数回しかアップしなかったこともありましたし、それどころか一ヶ月以上全く更新しないことすらあったのですが、最近は数日(いや、一日でも)空けただけで「アップしなければ」と思うようになった次第。となると当然何か「書くこと」を見つけなければならないわけで、これが問題なのですね。‘no problem’状態になることもあるのですが、だからといって無理に書く気にもなりませんし、「日記」にするつもりもありません。そんな無理をしても今まで日記など書いたことがない三日坊主の私のことですから、長続きできません。

ということで、‘無駄足’になることも多いでしょうが、御容赦下さい。

| | Comments (2)

November 08, 2006

ジムの図書室/Nov. 8, 2006

今朝はこの秋初めての氷点下。今年の4月17日以来です。つい一ヶ月半前までセミが鳴いていたとは思えません。これからいっそう寒くなってくるでしょう。

さて、先月から行き始めたジム(プール)。そこにはちょっとした図書室があって、ビジネスライフや健康に関する本、歴史小説から「電車男」や単行本のマンガまで雑多な本が置いてあります。雑誌もアンアン、ターザンなど。雑誌を除けば本はせいぜい50冊あるかないかの規模なのですが、そこにひときわ異彩を放っているのが「故宮博物院」(NHK出版)の全14巻。まったく場違いなのですが、全集なのでよけいに目を引きます。だれも見ることがなさそうで、まるで私のために用意してくれたかのようです。特に「書」をおさめたいくつかの巻は、運動後に眺めるのが楽しみで、時間の経つのを忘れ、ふと気づくと泳いでいる時間よりも本を見ている時間の方が長いほどです。あの膨大な宝物を網羅するにはとてもこの14冊では不足なのですが(特に不満なのは含口の「蝉玉」が収録されていない!)、これらを眺める楽しみのためにプール通いがいっそう楽しみになりました。そう言えば台湾の故宮博物院はそろそろ改築が終了する頃です。

| | Comments (0)

November 07, 2006

オーストリー/Nov. 7, 2006

オーストリア(首都はウィーン)は国名Österreichの日本語表記をオーストリアからオーストリーに正式に変更するそうです。理由は「オーストラリアと間違えられるから」とか。確かに私もよく「オーストラリアはどうでした?」などときかれたものです。想像ですが、観光局などにも「コアラはどこに行けば見られますか?」等という問い合わせが多かったのでしょう。以前からオーストリーとも言いましたから、それほどの違和感はないのですが、いっそドイツ語の原音に近づいて、オスターライヒ(エスターライヒでは日本ではどこの国か分からなくなるかも)あたりでもよかったかもしれません。

| | Comments (5)

November 06, 2006

疑い/Nov. 6, 2006

どうも最近私は疑い深くなってきたようです。と言うのも、かつて「詰め込まれた」事が実は誤り、もしくは必ずしも真実ではなさそうだということに出会うからです。前回書いた「緑青有害説」もその一つです。昔、石炭や石油は太古の昔の生物の死骸が長い年月をかけて変化してできた、と習いましたし、そう信じていました。石炭はその中から化石も見つかることがあるので、多分間違いなく生物起源でしょうが、どうも石油に関しては怪しいらしいのです。石油の中から化石など生物の痕跡は見つかっていないのではないかと思います。少なくとも確信をもって生物起源だと言いきれるほどの証拠はないのでしょう。

近年世の中でブームになっている、「環境にやさしいもの」も、本当かどうか怪しいものが多いのではないでしょうか。ガソリン車はCO_2排出が多いので、電池を積んで動く自動車の方が環境にやさしい、と言われますが本当なのでしょうか?たしかに「現場」ではCO_2が出ないのは間違いありませんが、電池を作る工程、充電するための電気の発電所でCO_2は出ないのでしょうか?トータルで考えてもエコであるなら、大いに結構ですが、どうもその辺の説明が不足していると思います。エタノール車についてもしかり。

前にも書きましたが、何でもかんでも「地球温暖化」に結びつけようとする傾向があるように思います。ちょっと台風が多いと「地球温暖化」。ちょっと雨が多くても「地球温暖化」。2004年は台風が多かったと言って騒がれましたが、発生数は29(上陸数は過去最大の10)。昨年は23個で、今年は現在までで19個。1966年、1967年はそれぞれ35、39個も発生しています。地球温暖化が進めば台風は増えるのでしょうが、現時点でそのはっきりとした兆候は読み取れません。一昨年の騒ぎは何だったのでしょうか?自然現象は「地球温暖化」などと無関係に増減を繰り返すもので、たった一年ちょっと多かったと言って騒ぐのはいかがなものでしょうか。きっと日本ハムが日本シリーズで勝ったのも「地球温暖化」のせいなのでしょう。「地球温暖化」そのものの存在を疑っているわけではありませんので、誤解なきように。これから10年、20年・・・と警戒がますます必要になることは間違いないでしょう。

そういえば、疑い深いせいで、「なぜそう結論づけられるのか」分からないことも多いのです。以前バイクの改造変型ハンドルが危険だというニュースの中で、「今年すでに事故が○○件起きている」ことを根拠にして、「危険」という報道があったことを記憶しているのですが、無改造の通常のバイクの事故は(当然!)もっと多いのではないでしょうか?「全体に対しての台数の割合が少ないにもかかわらず」ということに言及しなければ、全く意味をなさないのです。現在運転免許の男女比はおよそ57:43だそうですが、かつて男のドライバーが圧倒的に多かった時代に、交通事故の中で女性が起こした事故件数が少ないから、女性の方が運転が上手だと結論づけるようなものです。とは言っても「変型ハンドルが危険」だということを疑っているわけではありません。

| | Comments (0)

November 05, 2006

牡蛎と緑青/Nov. 5, 2006

昨日は東京から仕事で来た先輩と広島市内で昼食。牡蛎づくしでした。カキのことが話題になったのですが、そこで知ったのが生食用と加工用の違いについて。今まできれいな環境で育ったカキが生食用になって、ちょっぴり汚い環境で育ったカキが加工用に仕分けされるのだと信じ、生のカキを買う時にはたとえフライにするときにも生食用を買うようにしていたのですが、これは大きな誤りだったようです。要するに、採れたカキを数日殺菌された環境に置いて、滅菌したものが生食用で、この工程を省いた採れたままのカキが加工用だそうです。したがって、フライにするには加工用が美味しいそうです。

閑話休題。家に帰って家内がインターネットで銅製の調理器具を調べていました。私は銅に湧く緑青は有毒(それどころか猛毒)と信じていたので、そのことを話したのですが、気になって調べてみると、どうもこの昔からの言い伝えはすでにウソだとわかっているそうです。積極的に食べるようなものではないのですが、少量を食べたからといって体に悪いことはないようです。

| | Comments (0)

November 01, 2006

うなされ/Nov. 1, 2006

亡くなった祖母はしょっちゅううなされ、高校時代祖父母の横の部屋で勉強していた私は、毎夜のようにゆり起こしに行ったものでした。‘テーマ’は「泥棒」。決まって「どろぼ〜!」と言っていました。トラウマになるような事があったのか、よほど怖かったのでしょう。

そんな祖母の遺伝なのか、私も時々うなされます。私の場合‘テーマ’はさまざまで、中には楽しい夢もあるのですが、決まって何か一声叫んで、その声で家内を起こしてしまうようです。しかし悩みと言うほどのことではなくても、何か思案中のことを抱えている時にうなされる傾向はあって、そんなときには週に2、3度連発することもあります。

ひと言叫んで、その声でほとんどの場合は自分も目を覚ますので、うなされたことは自覚しているのですが、目を覚ましても夢の内容を「復習」したりすると、頭が覚醒し眠れなくなるので、そのまま静かに寝るようにしています。

ところが、今年夏のある夜。うなされてからそのまま静かに寝ようとした私に向かって家内がひと言、「誤魔化してもダメ!」。別に誤魔化しているわけでもないし、うなされたことは認めるのですが・・・。

翌朝、どんなことでうなされたのか尋問され、「犬がじゃれてきて、背中に前足をかけたので、『こら!』と言った」と言っても信じてくれません。うなされた以上、もっと深刻な、あるいは怖い夢だったに違いないと思っているようです。仕方がないので、「誰かに『誤魔化してもダメ!』と叱られて」うなされたと答えました。

| | Comments (0)

« October 2006 | Main | December 2006 »