疑い/Nov. 6, 2006
どうも最近私は疑い深くなってきたようです。と言うのも、かつて「詰め込まれた」事が実は誤り、もしくは必ずしも真実ではなさそうだということに出会うからです。前回書いた「緑青有害説」もその一つです。昔、石炭や石油は太古の昔の生物の死骸が長い年月をかけて変化してできた、と習いましたし、そう信じていました。石炭はその中から化石も見つかることがあるので、多分間違いなく生物起源でしょうが、どうも石油に関しては怪しいらしいのです。石油の中から化石など生物の痕跡は見つかっていないのではないかと思います。少なくとも確信をもって生物起源だと言いきれるほどの証拠はないのでしょう。
近年世の中でブームになっている、「環境にやさしいもの」も、本当かどうか怪しいものが多いのではないでしょうか。ガソリン車はCO_2排出が多いので、電池を積んで動く自動車の方が環境にやさしい、と言われますが本当なのでしょうか?たしかに「現場」ではCO_2が出ないのは間違いありませんが、電池を作る工程、充電するための電気の発電所でCO_2は出ないのでしょうか?トータルで考えてもエコであるなら、大いに結構ですが、どうもその辺の説明が不足していると思います。エタノール車についてもしかり。
前にも書きましたが、何でもかんでも「地球温暖化」に結びつけようとする傾向があるように思います。ちょっと台風が多いと「地球温暖化」。ちょっと雨が多くても「地球温暖化」。2004年は台風が多かったと言って騒がれましたが、発生数は29(上陸数は過去最大の10)。昨年は23個で、今年は現在までで19個。1966年、1967年はそれぞれ35、39個も発生しています。地球温暖化が進めば台風は増えるのでしょうが、現時点でそのはっきりとした兆候は読み取れません。一昨年の騒ぎは何だったのでしょうか?自然現象は「地球温暖化」などと無関係に増減を繰り返すもので、たった一年ちょっと多かったと言って騒ぐのはいかがなものでしょうか。きっと日本ハムが日本シリーズで勝ったのも「地球温暖化」のせいなのでしょう。「地球温暖化」そのものの存在を疑っているわけではありませんので、誤解なきように。これから10年、20年・・・と警戒がますます必要になることは間違いないでしょう。
そういえば、疑い深いせいで、「なぜそう結論づけられるのか」分からないことも多いのです。以前バイクの改造変型ハンドルが危険だというニュースの中で、「今年すでに事故が○○件起きている」ことを根拠にして、「危険」という報道があったことを記憶しているのですが、無改造の通常のバイクの事故は(当然!)もっと多いのではないでしょうか?「全体に対しての台数の割合が少ないにもかかわらず」ということに言及しなければ、全く意味をなさないのです。現在運転免許の男女比はおよそ57:43だそうですが、かつて男のドライバーが圧倒的に多かった時代に、交通事故の中で女性が起こした事故件数が少ないから、女性の方が運転が上手だと結論づけるようなものです。とは言っても「変型ハンドルが危険」だということを疑っているわけではありません。

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