ベートーヴェンのこと、映画のこと/Dec. 26, 2006
一昨日、映画「敬愛なるベートーヴェン」を見てきました。評判がよかったのですが、私はこの映画で良いのはベートーヴェンの音楽で、映画は決して悪くはないけれどもそれほどでもないと感じました。でも楽しめますから、行って損はしません。音楽好きの方は是非どうぞ。
(マーラーは別として)ベートーヴェンは私の最も好きな作曲家。今回も彼の音楽がかかる度にグッと来てしまいました。この映画は第9交響曲の初演4日前からのストーリーなので、使われている音楽も主に後期のものが多かったのも私には効いたようです。ただ、第9初演の「音」が近代的なオーケストラの音だったのは違和感がありました(ベートーヴェンが英語を話すのも!)。
それにしてもベートーヴェンの音楽(特に後期)。各部門で金字塔を書いたわけですが、彼以降カルテット、ピアノソナタで明確に彼を越えるような作品を書いた人っているのだろうか、と思ってしまいます。あの最後のピアノソナタの終楽章の天国に上って行く様な音楽。とても涙なしに聴くことはできません。その他にもミサ・ソレムニス。人気はないようですが、私はこの曲のことを考えただけで感動が蘇ってきます。ということで、私はベートーヴェンが大好きだ、というお話しでした。
閑話休題。
私はあまり映画館に足を運ぶことがないのですが、久しぶりに映画館に行って、張られている上映予告のポスターを見たときに、面白そうだな、と感じました。通い出すとハマりそうな予感というところでしょうか。今回行った映画館はハリウッド映画のようなメジャーな作品があまりかからない、小さいけれども常連が入り浸るような(?)映画館だったのですが、やはりそういう場所で上映される作品の方が私には面白く思えます。テレビでハリウッド映画の宣伝を見て、行ってみたいなと思うことは皆無と言ってもよいのですが、ミニシアターでかかっているような作品には(実際に見ていないので、真実はわかりませんが)魅力的に思える作品が多いのだな、と感じました。そう言えば、昔学生時代には時々フラッと六本木にあったシネヴィヴァンに入ってそういう映画を見たこともありました。今回行った映画館では2月に「クリムト」という映画がかかるようで、これはぜひ行こうと思っています。

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