不安の時代/Feb. 23, 2007
最近占いブームだそうです。テレビを見ていてもそれは分かります。それを信じる信じないは個人の問題である、それは確かです。しかしマスコミがこぞって取り上げていると、マスコミ(多くは一流の新聞社がバックにいる)が「品質保証」していることになるのではないかと思います。先日の「あるある」事件でも、内容の裏付け自体がでっち上げだったことはあるものの、そもそもテレビでやっていたから、という理由だけで納豆買いに走った人が非常に多かったのだろうと想像します。ですから、占いもかなり多くの人が本気で信じているのではないかと思うのです。
血液型や星座による占いなども単なるお遊びやアドバイス程度で考えていれば問題ないのですが、幼稚園や学校で血液型によってクラス分けするとなると、これは大きな問題だと思います。血液型のように一見科学的に見える衣をまとっている場合は特に注意が必要です。血液型や星座に限らず占いが実際当たった経験がある、ということで信じている人は多いのですね。冷静に考えれば、当たったことにならないことでも、当たったように思わせるテクニックも大したものですし、ものによっては当たったことがあって当然ということもあります。
テレビの占い番組にしても、笑いながら見ているうちは良いのですが、本気で信じる人がいるとしたら、大きな問題です。このような番組をやっていること自体問題ではないかと思いますが、なぜこれほど無邪気に信じるのか、こちらもかなり大きい問題だと思います。私のある知人は、奥さんのお母さん(義母)から、勤め先のある方角は今年は悪い方角だから転職した方がよい、と「真顔で」諭されたされたそうです(毎年転職するのでしょうか)。根底に「不安」が潜んでいることは確かでしょうが、それだけでもないのかもしれません。わが家ではこの手の「不気味な」番組は一切視聴禁止です。

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