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March 2007

March 31, 2007

帰宅/Mar. 31, 2007

一週間家を開けて、東京周辺にいました。実家では通常の電話回線で、56kbpsモデム経由(ダイヤルアップ)でしかアクセスできず、メールチェックぐらいしかできませんでした。これからボチボチこの一週間に考えたことなどを書きますので、お待ち下さい。

それにしても、現在のインターネットは高速通信環境を前提にしていることを実感しました。モデムでは画像付きのホームページは読む気も起こらないほど読み込みが遅く、いらいらします。この速度、つい7〜8年前までは高速の部類だったのではないかと思います。この頃はまだISDNが花形だった頃。まだ光回線は夢だったのですね。ちなみに私がパソコン通信を始めた頃(1990年頃だったか)は2400bpsでした。

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March 26, 2007

マーラー/Mar. 26,2007

先週のマーラーについて。

まず二十一日に広島交響楽団の第9交響曲のリハーサルを見学しました(指揮は秋山和慶)。リハーサルは3日あって、その中日ということでしたがまず第3楽章から細かく止めながら注意を与えて繰り返していました。約1時間で休憩。休憩後は第2楽章。クラリネットは指定のB管ではなくA管を使用したようです(楽譜指定の最低音がB管では出ないため)。他のオーケストラではどうしているのでしょうか。昼の休憩後は第1楽章。意外とすんなり通していましたが、あの「この上ない暴力を持って」と言う指示の箇所で止めて何回か繰り返したのには参りました。聴いている方の身が持ちません。休憩後終楽章へ。まずお終いの部分を先にやり、その後冒頭から途中まで練習しました。

二十二日は代休。岡山市内で御先祖様の墓参を済ませてから倉敷に行きイスラエル・フィルのマーラー(とシューベルト。指揮はメータ)。倉敷市民会館はやや古いながらもかなり広い空間をもったホールでした。席が平土間の下手側のかなり前の席だったため、舞台上のオーケストラの様子がよく見えず、勘定できなかったのですが、前半のシューベルトの第3交響曲は10型(コントラバス4)、後半のマーラーの第7交響曲は多分18型だったかと思います。どちらもいわゆるヴァイオリン対向配置。左から第一ヴァイオリン、その後ろにコントラバス。チェロ、ビオラ、第2ヴァイオリン。ハープは右(上手)奥。メータは歩行もかなりゆっくりで、年取ったなという印象を持ちました。シューベルトはとてもよかったと思います。他の交響曲もこの組み合わせで聴いてみたいと思ったほどです。

休憩後のマーラーは、序奏がゆっくり目の演奏で、このまま行くのかと思ったところ、主部に入って普通のテンポになりました。かつてのコッテリ感が薄れてよくまとまっていたと思います。これだけの演奏はなかなか聴けないでしょう。しかし、私の好みとはやや違います。(うまく言えないのですが)主旋律の下でさまざまなモチーフが演奏されているときに、それらをもうちょっと聞こえさせて欲しいところがあるのです。終楽章は普通のチューブラベル使用。舞台上のカウベルも1個だけ。第1楽章の中間のハープを伴うとても美しい、陶酔的な箇所。盛り上がった後に再び陰鬱な雰囲気に戻りますが、この切替えが見事でした。その後のトロンボーン、大太鼓(遠雷)も。この辺の「ツボ」を押えているのは流石だと思いました。ただこの後のコーダにかけてはややうるさく感じました。シンバルも強すぎるのですが、これは座席の位置のせいかも知れません。終楽章では気になりませんでした。

次の二十三日は広島で広響の定期本番。席の周りに二人うるさい人がいて、演奏中明らかに飽きてしまって、ジッパーの音をたててカバンを開けてみたり、チラシをバサバサめくってみたり。演奏は非常によかったと思います。技術的なキズはあるのですが、秋山氏の解釈はメータよりも私の好みに近いと思います。これは以前から感じていたことです。それにしても・・・何という曲なのでしょう。マーラー好きの私はマーラーの曲で嫌いな曲はありませんし、好きな曲だらけなのですが、7番と並べると好き嫌いとは別の次元で9番の深さは圧倒的だと感じます。個人的にはベートーヴェンの第9、ブルックナーの第8と並んでこの曲は別格だと思います。楽器の配置は通常。

第5交響曲以降、一年に平均一曲の交響曲を書いていたわけで(しかも夏休み期間に!)、その仕事量、創作力には驚かされます。長生きできるわけがありません。凡人には、夏休み期間に何も考えずに写譜するだけでも大変です。

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March 25, 2007

春の訪れ3/Mar. 25, 2007

相変わらず早朝は氷点下の日が多いのですが、それでも日中はかなり暖かくなってきました。数年前東京の実家から連れてきた白いタイプのハナニラも開花しました。花弁が開ききる前は紫のスジがあるのですが(写真:左)、開ききると純白になります(写真:右)。大好きな花です。ちなみに、ハナニラの葉は食べられません。ニラの葉に似ているところから名付けられたものです。

Hananira0703 Hananira0704

また、ベランダではチヨノドクサという草も花をつけています(写真:下)。


Chiyonodokusa

午後から晴れてきたので、キャンパスを歩いてみました。ハクモクレンは満開でした。また、同じモクレン科のコブシ(写真:下左)とタムシバ(写真:下右)も開花。似ていますが、コブシは花の下に葉が一枚付いています(写真でははっきりしませんが)。

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ハナニラ、チヨノドクサ、タムシバはE-300+50mmマクロ+1.4×テレコン、コブシはGR Digital

タムシバはトリミングあり。

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March 21, 2007

ワグナー/Mar. 21, 2007

前にも書きましたが、私はいわゆるワグネリアンではないと思います。白状すると初期のオペラには時々退屈しますし、あの「ワルキューレ」ですら第2幕は長すぎると感じます。全曲退屈せずに聞き通せるのは、後期の数曲だけです。Wagnerの作品でどれが一番好きか?という陳腐な質問の答えは、ある人は「トリスタン」と答え、ある人は「指輪」(4つまとめてずるい)と答えるのでしょうが、私は「神々の黄昏」です(これも前に書いたと思います)。とにかく事件が次々に起こるし、熟達したバイロイトの巨匠の人の心を酔わせる術には舌を巻きます。

さて、昨年秋から歴史に埋もれていたこの「指輪」最初のステレオ録音として話題になっているのが、J.カイルベルト指揮のバイロイト音楽祭1955年のライブ録音のCDです。気になっていたのですが、ようやく先月「黄昏」を買ってみました。何回か聴いて見ましたが、確かにライブ録音ゆえのキズも全くないわけではないですし、録音の質も今日のものからみれば劣るのでしょうが(とはいえ50年以上前の録音とは思えない質だ)、内容は非常に充実していて、トップクラスではないでしょうか。「指輪」の録音は、あの有名なデッカによるショルティ盤、そしてカラヤン盤、ベームのバイロイト・ライブ盤が出たあと、映像を含めてかなりの録音が発表されてきたと思います。そのすべてを聴いているわけではありませんが、カイルベルト盤はこの曲の代表的な名演だと感じました。現在のバイロイトはとてもここまでの質を保っているとは思えません。非常に骨太です。こうなると「残り」も聴いてみたくなるものです。

閑話休題。いささか広島ローカルの話になりますが、広島のテレビではある建設会社のマンションのコマーシャルが流れます。このマンション名が「ハウス・バーンフリート」。会社の上層にかなりWagner好きの方がいらっしゃると思えます。この会社のHPを見るとバイロイトの街の紹介や代表作の筋書きまで出ています(ハウス・バーンフリートとはバイロイトにあるWagnerの住まいのことです)。マンション購入者にはバイロイト音楽祭の「指輪」チケットがオマケ(!)で付くとか?ないんでしょうか。

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March 20, 2007

春の訪れ2/Mar. 20, 2007

わが家のベランダから、前回載せませんでしたが中国原産のサクランボの花。今年は花の付きがとても悪く、収穫は望めそうにありません(写真:左)。鉢植えにしているクリスマスローズが満開です(写真:右)。ローズとは言っても比較的地味な花ですが、今回撮影するためにじっくり見たらなかなか上品で清楚な花です。
Sakuranbo0701
Xmasrose

下はキャンパスのハクモクレン。ようやく開花を始めました。ただ、十分に花が開いていない段階ですでに花弁の端が黄変しているものが目につきます。朝晩の霜にやられたのでしょうか。今朝は−1.3度まで下がりました。

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サクラとクリスマスローズはE-300+50mmマクロ+1.4×テレコン、ハクモクレンはGR Digital

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March 18, 2007

春の訪れ/Mar. 18, 2007

今日も最低気温は− 4.1度まで下がりましたが、日中は+10度を越え、寒い西条盆地にも次第に春の雰囲気が感じられるようになってきました。ハクモクレンのつぼみも膨らんできて、今週中には開花するのではないでしょうか。

わが家のベランダのハナニラも開花しました(左:やや青いタイプ)。東京の実家から持ってきた白いタイプのハナニラはまだつぼみです(右)。今年は栄養不足だったのか、サクランボ(シナノミザクラ)は数輪花をつけただけでした。

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家の周りではツクシがたくさん出てきました。先週は見つけられませんでしたから、この一週間で一斉にでてきたようです(写真:下)。

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ハナニラはE-300+50mmマクロ+1.4×テレコン、ツクシはCaplio R4

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March 16, 2007

春休み/Mar. 16, 2007

教職につくことが決まったとき、「休みが長くていいですね」等と言うことをよく言われたものです。私もかつて自分が生徒・学生のときに、夏休み等の長期の休みには先生は学校にいない、いるのは宿直等の当番の先生だけ、と信じていました。ところが、実際にフタを開けてみたら、これらの休みは生徒・学生の授業がない=休みなのであって、教職員はいつも通り毎日勤務しなければいけない、と知って驚いたものです。開学記念日ですら、授業がないだけで、通常勤務なのです。御存知だったでしょうか?

というわけで、春休みで学生の少なくなったキャンパスは「最後の春休み」を思い出させるような独特の雰囲気で、これで暖かければもっと良いのですが、残念ながら三月に入ってかえって寒くなってしまいました。

明日はある用事があって、休日出勤なのですが、来週は春分の日、明日の代休も含めて「マーラー週間」です。地方にいるとなかなかマーラーの実演に接する機会がないのですが、広島交響楽団が第9交響曲を定期で取り上げるので(指揮は秋山和慶氏)、これをリハーサル(広響は定期演奏会のすべてのリハーサルを無料公開している)を含め聴きに行きます。さらに、このリハーサルと本番に挟まれるように倉敷でイスラエル・フィルが第7交響曲を演奏するので、これも聞きに行きます(指揮はメータ)。メータのマーラーはかつて同じ組み合わせで第6交響曲の熊本初演を聴いたことがありますが、ややコッテリしていて実は私の好みとはかなり違います。しかし田舎で第7交響曲が聴けるのですから、この際我が侭は言わないことにします。今週はこれに備えて、スコアを取り出して予習(復習?)をしています。これをする、しないではかなり聞こえ方が違うのです。

再来週はS大学で行われる学会に出席するために久しぶりに上京しますので、来週以降はゆっくりしていられません。

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March 15, 2007

本物の買い物/Mar. 15, 2007

本物の買い物、価値ある買い物とは、それを買ったことで買った後の世界がパッと広がるような、そんな買い物ではないかと思います。普段買う食料など生活用品はこれにはあたりませんね。かつてパソコンはそうだったのですが、現在はすでに生活用品になってしまったかもしれません。

そんな意味で、最近の私の買い物でこれに相当するのは、何といっても昨年四月に買ったリコーのデジカメ GR Digitalでしょう。これはすばらしいカメラです。結果論かもしれませんが、昨年夏の「2コマ写真展」の出品作もすべてこれで撮りました。

単にショッピングを楽しむというよりも、そんな「逸品」に出会うことが楽しみです。

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March 14, 2007

サービスの終焉/Mar. 14, 2007

ポケベルとして90年代に親しまれたポケットベルのサービスが今月一杯で終了するそうです。このサービスが始まったのは1968年だそうですが、恐らくお医者さんなど一部の人が使っていた時代が長く続いて、若い人を巻き込んで急速に普及したのは90年頃からではないでしょうか。契約数のピークは96年だそうです。この頃は大学生の多くが持っていたのを覚えています。ところがその後携帯電話が急速に普及してポケベルにとって代わったわけです。多分99年には学生の多くが携帯を持つようになったのではないかと思います。ポケベルは長い下積み生活の後、パッと花開いたかと思ったら、あっという間に終焉に向かったというわけです。たったの十年前にあんなに華やかな時代があったのに、と思うと一種のはかなさを感じます。

そういえば、やはり今月一杯で@niftyの会員向けサービスであった「フォーラム」が終わりになります。パソコン通信の時代、文字だけの情報交換・交流の場として始まったフォーラムは、数年前にホームページ上へ場を移しはしましたが、インターネットの時代になり乱立する無料の掲示板サービスなどの影響で利用者の数も減り、現在ではほとんど書込む人もなくなっていたので、閉鎖は時間の問題だったとも言えますが、かつてパソコン通信の時代の華やかさ、賑わい(90年代前半がピークか)を知っていると寂しい感じがします。

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March 11, 2007

熊本の水/Mar. 11, 2007

2000年秋まで住んでいた熊本の誇るものとして、水があると思います。熊本市はいわゆる貯水池がなく、川からの取水もなく、その水道水のすべてを阿蘇の伏流水に頼っています。もちろん渇水の心配もありません。水は地下を通ってきていますからとても美味しく、恐らくは日本でも一二ではないでしょうか。東京や大阪は言うに及ばず、広島もとてもかないません。今でも熊本に行った時の楽しみの一つは水を飲むことです。市販されているそこらのミネラルウォーターなどとてもかなわないものです。また、阿蘇に行けば白川の水源があって、見事なまでに透明な水をたたえた水源の池からはコンコンと水が湧き出しています。皆いくつもポリ容器を持っていっては水を持ち帰ったものです。

こんな熊本/阿蘇に育った人が「今どき水道水を飲む人はいない」という発言。このブログでは政治的なことはできる限り書かないようにしているのですが、熊本出身ではない私でもとても信じられない発言に聞こえます。熊本の水を飲んだことがないのでしょうか。あの美しい水源を訪れたことも?かつて熊本に13年住み、熊本を離れた今でも熊本を陰ながら応援している私にはとてもショッキングな一言でした。一般的には不明瞭なお金の計上の方が大きな問題なのでしょうが、私にはこの一言の方がはるかに重大な気がします。悲しいことです。

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March 10, 2007

鈍感力/Mar. 10, 2007

渡辺淳一氏の「鈍感力」という本が並んでいます。題名に引かれてパラパラッと立ち読みしたのですが、私がかねてより感じていたことも出ているようです。

かつて博士課程の大学院生だった頃。修士と違い、博士課程まで進むと就職先が限られてしまい不利だと言われていました。自分は会社には就職しない、研究職を目指すんだと言ってみたところで、それが実現可能なのかどうかは全く霧の中でした。みんなそんな将来への不安を一杯かかえていたのですが、同級生は仲間とはいえライバル。みんな不安を心の中に隠しながら生きていたものです。指導教授からはセミナー中にケチョンケチョンに言われて自信もなく、博士課程とはいっても修了し学位が取れるのかどうかさえ分からない状態でした。

こんな毎日の中、力になったのが「鈍感力」。将来のことに対して向いている目を無意識にふさぎ、耳を押え、五感を鈍らせて自分に「どうにかなる!」と言い聞かせて生きていきました。これが可能かどうかが結局決め手になったように思います。途中で我慢できずに退学して意に反して研究職以外の進路に進んだ友人は「敏感だった」と感じました。また、偶然かもしれませんが、私のまわりにいて研究職についた人に共通していたことは、一人っ子か末っ子が圧倒的に多かったこと。多分歳のくっついた弟がいると、弟が先に就職してボーナスを貰い、中には結婚までし、親が心配し出すのだと思います。将来の見通しなど、本当は本人が一番知りたい事なのに、それを親から繰返し問いただされたら、いくら強い「鈍感力」を持っていてもひとたまりもないのでしょう。

かつてある掲示板で、「交際中の院生の彼氏が博士課程に進学したいと言っている。本当に将来研究職に就職できるのか、会うたびに問い詰めている。どうしたらいいか。」という質問が出ていました。本当に彼氏を研究職に就けたいなら「放っておく」しかありません。「会うたびに聞く」なんてとんでもないこと。こんなこと聞かれても答えようがありません。私は幸か不幸かこんな彼女がいなかったから就職できたのかも知れません。

私は就職以外でも人生のさまざまな局面でこの「鈍感力」が重要な役割を果たすと思っています。受験/進路しかり、結婚しかり、老後の問題しかり。普段の生活しかり。これは将来を考えず、保険にも入らず、用意を怠るという意味ではありません。

今日、松田聖子、鈴木大地、藤井隆、山田花子、大空眞弓らとともに人生の節目を迎えた折に、私なりに人生を振り返り感じたことです。また健康な一年をおくれますように。

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March 09, 2007

666666

間もなく「本館」のカウンターが666666になります。3月12日あたりでしょうか。悪魔のキリ番666が2つ。踏むと不吉かも?

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春の訪れ/Mar. 9, 2007

三月になってから、急に寒くなったようです。三日から五日まで暖かかっただけで、今日までで9日間のうち6日は氷点下。特にここ数日は−3度〜−4度まで下がっていて、日中の最高気温も+6度ほど。+6度と言っても瞬間的なピークですから、すぐに下がってしまいます。寒がりの私にとっては外出するのが億劫になる寒さで、とても外で観察や写真撮影をする気が起こりません。サクラの開花予想も発表されましたが、この辺のサクラ開花はどうなることでしょう。例年は四月上旬ですが、今年はサクラの休眠を解く寒さも十分で、平均気温は高めですから少し早まるのではないでしょうか。

そういえば例年ですと、広島でもあと一ヶ月半でセミが鳴き出すわけですが(ハルゼミ)、今年は暖冬の影響でどうなるのか楽しみでもあり、不安でもあります。御存知ない方は四月にセミ?と、ビックリされるでしょうが、これは決して地球温暖化のせいではありません。九州から関東までのマツ林に生息するハルゼミは四月の後半に鳴き出します。とはいえマツ林だけに生息し、そもそもマツ林自体がありませんから、現在は東京周辺にはほとんどいませんので一般的な馴染みはないでしょう。ちなみに北海道でも五月の後半にはセミが鳴き出します(エゾハルゼミ)から、普通に考えられているよりもセミの鳴き出す時期はかなり早いものです。これらのセミは本格的な夏が来る前に姿を消します。

閑話休題。そう言えば、まだ紹介していなかったので、この博物館を紹介しておきます。非常に小さな博物館ですが、一般の方も無料で観覧できますのでお近くにお越しの際には是非お立ち寄り下さい。私の採集したセミの標本も展示されています。

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March 07, 2007

人由来/Mar. 7, 2007

「ヒト由来の乳酸菌」が入っている整腸剤のTVコマーシャルが流れていますが、ヨメに言わせると、さも良さそうに宣伝しているが「気持ち悪い」。ヒト由来とはなんぞや。たしかに、その辺を歩いているバーさん、ジーさんやオジサン、オバサンのお腹から採取した乳酸菌から造っていると考えるとやや不気味です。いや、本当は違うのでしょうが・・・。

藁由来の納豆菌、鳥由来のウィルス・・・。

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March 06, 2007

ウィルス/Mar. 6, 2007

アップルのTVコマーシャルが流れていますが、そこでは防具に身を固めたWindowsPCが登場します。大袈裟なのだろうとは想像しますが、このコマーシャルを見てよく考えてみたら、私はパソコンを扱うようになって20年近くになるのに、パソコンのウィルスを見たことがないことに気づきました。正確に言えば、見ているのかもしれませんが、私のマシンでは開けられず実行もできず、ウィルスかどうかも判定できない意味不明の添付書類なのでしょう。つまり私はウィルスに汚染されたこともなければ、どんな被害にあうのかもこの目で見たことがないのです。こんなことを書いて、「では」とばかりに送り付けられても困りますが。

職場でインストールを推奨されたこともあって、昨年秋に一応ウィルス対策ソフトをインストールしてはみたのですが、今日まで一回も検出されたこともなく「開店休業」状態です。「百害あって」とまでは言いませんが、このままではアンインストールした方が良さそうだと考えています。

素朴な疑問なのですが、ウィルス対策ソフトをインストールしないで普通にネットに接続していて、Windowsマシンはどの位の間感染しないでいられるのでしょう?無防備でいると本当にそんなに危ないのでしょか?確率的なものでしょうが、数週間〜一ヶ月程度ならば大丈夫なのでしょうか。もしもこの程度でもダメなんていうことでしたら、それでもなおWindowsを使うメリットはほとんどないと思うのですが。久しぶりに過激な発言だったでしょうか。

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March 03, 2007

蝋石/Mar. 3, 2007

子供の時(1960年前後)、道路などに絵を描いて遊ぶ‘画材’として、蝋石(ろうせき)という石が近所の文房具屋で普通に売られていました。画材といっても何色もあるわけではなく、白だけ。非常に柔らかい石で、それを使って子供たちは思い思いの絵を書いたり、かけっこのゴールラインを引いたり、缶蹴りの缶を置く場所の丸を書いたりしたものですが・・・今もあるのでしょうか。今住んでいる団地で、そんな遊びをしている子供を見たことはありませんし、そういえば缶蹴りもしていないようです。

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March 02, 2007

春/Mar. 2, 2007

三月に入りましたが、一日の最低気温は−4.0度。しかし最高気温は15.7度まであがりましたので、昼はポカポカになりました。たったの5、6時間でその差20度近く上がったわけで、体の管理が大変です。朝出かける時には氷点下ですが、昼休み頃には10度以上の暖かさなのですから。最近でも大体週に4、5日は氷点下にまで下がっています。

全国的に大変な暖冬ということですが、確かにここ西条(広島県東広島市)でも、一月の平均気温は3.0度(前年2.3度)、二月の平均気温は5.0度(前年3.7度)で、真冬日がなかった、雪があまり降らなかったなど、データを見れば暖冬だったのは明らかなのですが、元々寒いものが平均気温が1度や2度上がっても寒いものは寒いので、それほど実感がありません。それでも三月に入ると寒さも緩み、気分もホッとします。

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March 01, 2007

灘中学と蝉/Mar. 1, 2007

どうやら今年の灘中学校の入試に蝉が出題されたようです。私も問題をすべて知っているわけではないのですが、情報を総合すると、周期ゼミが一度に極めて多数の個体がシンクロして羽化するメリット、デメリットを選択肢の中から選ばせる問題と、セミの腹部腹面の図(写真?)を見せて性別を判定させる問題が出たとのことです。(参考:私のページからクマゼミの腹部 

すべての問題を見ていないので、問題全体の善し悪しを云々することはできませんが、少なくとも上に書いた問題が出たのであれば、これはすばらしい問題なのではないでしょうか。受験生にセミマニアは恐らくいないでしょうし、いくら何でも周期ゼミについて小学校や進学教室で勉強しているとは考えられないので、日頃から自然現象を観察して、問題を解析できる可能性/能力を持った人を求めているということで、夏の自由研究の宿題をこなすのに、ウィキペディアなどのウェブを必死で写してまとめている親子には絶対に解けないわけです。

セミの腹部腹面の図から雌雄を見分けさせる問題も、子供時代、夏になれば夢中でセミ採りしていた世代や、セミ採りという日本古来の文化に親しんだ人にとっては、馬鹿馬鹿しいほど簡単な常識問題です。私のところに、「夏の自由研究のためにセミをたくさん採ったが、オスメスをどうやって見分けるのですか?」などというトボケたメールをよこす親のいる昨今ですから、これでも問題として成り立つのでしょう。灘中学がどのような子供を求めているのか、分かるように思います(とは言え、セミ採りした経験のある子を望んでいるというよりも、恐らくはメスには産卵管があるだろう、とかオスには発音器があるだろうということを考えさせるのでしょう。オスしか鳴かないことすら知らない子は問題外でしょうけれども)。ちなみにこれがテントウムシの腹部を見せて雌雄を見分けさせる問題だったら、マニアックですね。私にも解けません。ヨメは熊本にいた時に飼っていたので分かるそうです。

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