ミカンの花咲くころ
昨日の夕方は、いつも行くある瀬戸内海に浮かぶ島にハルゼミの羽化観察に行きました(今年5回目)。島に到着して駐車場に車を止めて外に出ると、何やらとてもよい香りがプ〜ンとしてきました。一瞬なんの香りか思い出せなかったのですが、ミカンの花の香りです(この香りを御存知でない方に匂いを説明するのは難しいのですが、ハゴロモジャスミン、クチナシをイメージして下さい)。しかし見まわしても駐車場の周囲にミカンは全く見当たりません。でもこの島は斜面の多くが至る所ミカン畑ですから、そこから流れてきていることは明らかです。
その後機材一式を持って小高い丘の上の公園のハルゼミ・スポットに行って深夜まで観察をしたのですが、その間ずっと香っていました。この公園はアカマツとツツジ位しか植わっていないので、匂いは明らかに風に乗って流れてきているわけで、正に島中がミカンの花の香りで包まれているということです。火曜日に来た時には全く匂いを感じませんでしたから、その後一斉に開花したということでしょう。そう言えば、わが家のベランダのミカンも昨日開花したのでした(下手な写真参照)。まだ開花した花は少ないのですが、それでも今朝ベランダに出てみると香りがしていました。今年はツボミが多く、来週にはわが家の周囲は芳香で満たされるでしょう。「ミカンの花が咲いている・・・」という歌がありますが、ミカンの花を知っている者にとっては聞こえ方が違ってきます。実感を込めてメロディが体に染みてきます。
結局、昨日の羽化観察は日が変わって深夜1時前に終わりました。長い観察/撮影でしたが、ミカンの香りの中とても気持ちのよいものでした。


Comments
イシカワさん、はじめまして。
マツ枯れの影響は深刻です。関東南部あたりでも絶滅した個体群が
いくつかあるようです。マツ枯れは山陽でも非常に目につきますが、
マツが非常に多いので大丈夫でしょう。
瀬戸内沿岸はアゲハ類は多分多いのでしょうがよく知りません。
私の住む西条周辺は寒くミカンもほとんどありませんのでアゲハ類は
少ないです。
今後とも御贔屓にお願いします。
Posted by: Zikade(家主) | May 13, 2007 at 05:03 PM
こちらへは、はじめして。イシカワです。
うちの地域では、20年くらい前まで、ハルゼミがたくさん居ました。松枯れがひどくなり、ハルゼミとても少なくなりました。今では希少種です。
ミカンの花、いい香りですね。ミカンの花が咲くと初夏だなと感じます。そちらでは、アゲハの仲間も多いのでしょう。
Posted by: イシカワ | May 13, 2007 at 09:42 AM