今日は最終日。朝は曇り。雨は上がっているので、外ではクマゼミが鳴いています。朝食を食べているときに、ちょっと食欲がないような感覚を覚えました。疲れがたまったのか、夏バテなのか(とは言っても連日曇天で、ちっとも暑くはない。最高気温も30度未満でした)不安でしたが、まぁ大丈夫ということで、チェックアウト。懲りずにまた熱帯植物園に行きました。念のためさらにクマゼミの録音と撮影をしました(写真)。

30分ほどで切り上げて、旧上野村に移動しようと駐車場に戻ると、こんな可愛い子がいました(写真)。

ペルシャネコでしょうか、長毛でフサフサです。恐らく生後3ヶ月くらいの子猫。人を怖がらずすぐに近寄ってきて、ナデナデしたら体をすり寄せて甘えてきました。あまりかまっている暇もないので、車に乗って移動しました。曇天ですから、鳴き声は恐らく無理だろうと思っていたのですが、やはり全く鳴き声はしませんでした。その代わりこんなところにツマグロゼミがとまっていました(写真)
頭が下になっているのがおわかりでしょうか?ここまで凝るのならば(注:このセミは頭を下にしてとまる習性がある)、和名の由来になっている前翅の先の黒い斑紋を付けてほしいところです。
ところで、宮古島に来ると島中の畑の上で「チンチン!チンチン!」と鳴きながらリズミカルに巡回して飛ぶ小鳥がいることに気づきます。しかも沖縄県でも他の島では聞いた覚えがないのです。スズメをやや大きくした位、ちょうどヒバリ程度でしょうか。色も褐色に見えます。この鳥の声を聞くと宮古島だなと思うのですが、何という鳥なのでしょうか。ツマグロゼミ増殖施設の近所でも鳴いていましたので、録音してみました。
謎の小鳥の鳴き声(44.1kHz,16bitステレオ,.wavフォーマット)
この後、近くにあるドイツ文化村の横を通りました。8年前には立ち寄ったのですが・・・、当時はまだ新しくそれなりに人気もあったように思いましたが、今は中央にそびえる中世のお城(ノイシュヴァンシュタイン城?)も屋根はハゲて外壁は汚れ、いかにもさびれた様子がありあり。ひとけもまばらで(皆無と言った方がよいかも知れません)、夕張のことを思わずにいられませんでした。
さて、お決まりの古謝そばに行き、昼食。朝の様子で、今回は無理してあまり食べず、野菜そばくらいにしておこうかと思ったのですが、店に入って三日間同じ席に座ったとたん同じ定食を注文してしまい、体調も回復したようです。やはりおいしい!
食後最後にもう一回ということで植物園に。駐車場には例のネコはいなかったのですが、よく見ると40mほど離れた広場の鳳凰木の向こう側にいました。私が車を降りて植物園の入り口に来たときに、目が合ったように思います。そのとたん、ネコまっしぐら。道路を渡るので、飛び出して車に撥ねられはしないかヒヤヒヤしたのですが、ちゃんと左右を確認までして近づいてきて、甘えました。これは可愛い。もう連れて帰りたいほどです。
園内でこんな写真、あんな写真を撮って(下写真)2時過ぎに出発。レンタカーを返却して空港までマイクロバスで送って貰いました。マイクロバスで出発を待っている間、晴れ間がのぞいて日の光が差し込みましたら、同乗の年配御夫婦の旦那さんが、「今頃になって晴れるなんて」と愚痴っていました。ところが、なんと空港へ向かう途中で、一転して土砂降りになったのです。おじさん、これで満足かと思えば、「一体どうなっているんだ」と。

ミヤコニイニイ(左)と真っ昼間なのに羽化のため木に登ったクマゼミの幼虫
たしかに本当に飛行機が飛べるのかやや不安がよぎったことは確かです。しかし、出発時間までには雨も小降りになり、私の飛行機は定刻に那覇に向けて出発しました。席が右側の窓側だったので下を見ていると、毎日何度も通った植物園への道の上を飛び、入り口前の広場の鳳凰木の朱色の花がよく見えました。那覇は薄曇り。一時間ほどの乗り継ぎで広島へ出発。上昇中に窓の外に大きな二重の虹が弧を描いているのが見えました。これは美しい、と写真を撮りたかったのですが、残念ながら使用禁止ということで断念しました。(まだ続く)
写真の著作権は私にあります。無断転載、転用は固くお断りします
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