負荷
社会保険庁のさまざまな問題は非常に大きいと思います。この件については新聞その他で報じられているので、改めてここで取り上げることはしませんが、これに関してちょっと別の問題が起きているように思います。
それは現在の社会保険庁に対するさまざまな負荷がかかりすぎていて、処理できないのではないかということです。これだけの問題を引き起こし、国民の不安を煽っているのだから一刻も早く何とかせい!という気持ちはよくわかりますが、だからといって社会保険庁が通常の業務を休んで、役所に問い合わせに来た人の相手だけしていればよいわけでもなく、電話の応対ばかりすることもできないのではないでしょうか。臨時で雇った電話番の人達が満足に答えられないのは当然でしょうし、人が問い合わせに
来るたびにホストコンピュータにアクセスするわけで、このような状況を想定していないシステムが処理能力を超えてスピードが落ちたり、完全にダウンすることは十分にありえます。そもそも5000万件の年金記録のチェックを本当に今後一年ですることが出来るかどうかは別として、急いでやらなくてはいけないことだけは確かで、これが今の社会保険庁が真っ先に取り組まなければならないことなのではないでしょうか。逆説的ですが、「人の相手をしている暇はない」のではないか・・・。
相談にも応じず、電話の相手もいらんとは決して言いませんが、ほどほどにしないといけないのではないか、ということです。人を増やすのには新たなお金が必要ですし(税金だ!)、仮に臨時にいくら多くの人を雇っても、にわか知識で十分に要望に応えられるとも思えません。
視察に出かけて相談電話がフル稼働していないことを怒る国会議員も変ですが、これだけの不始末をしておきながら対応がなっていない、といって保険庁の役人を殴る輩まで出たのには、あきれるばかりです。

Comments
でも殴りたくもなるでしょうね。こちら側の心情を先鋭的に象徴しているということでしょう? そういう行為自体は良くありませんがーー。
Posted by: Lucky sound | June 13, 2007 at 08:33 PM