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July 2007

July 31, 2007

カブトムシ

日本ではビートルズ(あのグループ)あるいはフォルクス・ワーゲンのかつての車種のことをしばしばカブトムシと呼ぶことがあるような気がするのですが、改めて考えてみると、beetle(ビートルズは拍子=beatにかけて綴りをbeatleとしたようですが)とは甲虫類一般を指すわけですし、そもそもイギリスやドイツに我々日本人がイメージするようなカブトムシはいないわけです(たぶん)。あの四人がどんな虫をイメージして命名したのかは分からないのですが、少なくとも角の生えた「あの」カブトムシではないことは確かでしょう。たぶん(コフキコガネやドウガネブイブイ、あるいはシロテンハナムグリのような典型的な)コガネムシ類なのでしょう。ですからコガネムシと訳す方が近いのかも知れません。

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July 30, 2007

世の中を舐める

どうも舐めているとしか言い様がないことが続いています。昔から、寝坊して試験時間を間違えておきながら「この科目を落とすと留年なので、追試験しろ」と言ってくる学生などはいたわけですが(試験問題を作ることがどれほど大変なことか、考えたことがあるのだろうか)・・・。

選挙の入場券が来ないのは住民票の手続きをしていないためであることにすら気づかず、当然この間選挙にも行かないで立候補するお嬢ちゃん女性にも驚くばかりですが、日本に来る見込みもないのに国会議員に立候補するというのもビックリです。

それにしても世の中の甘いこと。自分たちが舐められていても平気で投票する神経が分かりません。

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July 27, 2007

アケボノ?

自慢ではないのですが、私は朝が大の苦手。裁量労働制をいい事に、用が無ければ宵っぱりの朝寝坊をする日々なのですが、そんな私が今日は4時前に起きて5分後に家を出、裏山の麓にある森に行きました。当然まだ真っ暗です。現地に到着し録音機をセットして「それ」を待ちます。

かすかに空が白み始めると早起きなカラスがカーカー鳴きながら巣を離れて行きます。鳥の声を除けば全くの静寂です。4時40分頃耳を澄ますと遠くかすかにヒグラシの鳴き声が聞こえます。それは次第に伝播し広がり近づいてきます。まだ森の中は10m先の木のシルエットが見えるか見えないかの明るさです。突然近くのヒグラシが一斉に鳴き出し、たちまち私の周囲は大合唱に包まれます。それからおよそ30分、切れ目なく続く大合唱。山全体のヒグラシがまるで心を一つにし、歌い上げているかのようです。しばらくすると次第に合唱の汐は引いていき、やがて何事もなかったかのように静まり、朝の食事に出かける小鳥達のさえずりだけが山の朝の訪れを告げています。

今朝この30分の合唱を聞きにでかけ、改めてヒグラシの合唱の神髄はこの合唱にあることを実感しました。夕方は言わばいくつかのグループに分かれた合唱団のグループ同士の合唱の掛け合い。問いかけと応え。時に互いに競い、上手のグループが鳴けば下手のグループが応える、下手のグループが鳴けば今度は中央奥に陣取ったグループが応えるという形で進行します。それに対して、朝の合唱はヒグラシの旗の下、同じアイデンティティを持つ仲間が全く一つになって歌い上げるのです。規模は夕方の合唱をはるかに凌駕します。

朝の合唱の録音を30秒切り出してお聞かせしてもこの合唱の姿をお伝えすることはできそうにありません。やはり最初から最後まで30分を聞いてこそこのドラマがつかめるのです。かつて日本セミの会の会報にも書きましたが、ヒグラシは決して朝「も」鳴くのではないのです。その意味では和名をアケボノにして、「アケボノは夕方も鳴く」とした方が実態には合っているのかも知れません。

今朝は大丈夫でしたが、昨日は家の窓辺でこの合唱を聞き、山全体が鈴を鳴らすようにシャンシャンシャンシャンと鳴り響く様を聞き、感動で落涙しそうになりました。

5時半に帰宅した私はシャワーを浴び、再び惰眠をむさぼったことは言うまでもありません。

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July 23, 2007

日本のこころ

これは日本の心(.wavファイル/モノラル。昨夕録音)だ、とおっしゃった方がおられましたが、まさに至言。この合唱の中に身を置くと心が洗われる思いです。

よくネット上の書き込みなどを見ていると、ヒグラシの鳴き声は知っていても、この正体がセミであることを知らないという人がいることに気づき驚きます。この日本の誇る最高の名歌手のことは知っておきたいものです。

このセミ、他にも名歌手をいろいろ生み出している名家の生まれで、台湾や中国にも一族の歌手がいるのですが、国内に広く分布し人々に知られていると言うと日本のヒグラシに勝るものはいないのではないでしょうか。

子供の時に山に連れて行ってもらったとき、ヒグラシの鳴き声が聞こえてくると、母は「食欲が出る気がする」と言って喜んでいました。夕方一風呂浴びた後、遠くヒグラシの鳴き声を聞きながら食事をするのは、いかにも山に来たという気分を味わうことができ格別なものでした。阿蘇で温泉から出てヒグラシの鳴き声を聞きながら林間を吹く夕風に火照った体を冷ますときの気分は例えようもないものでした。

その名の通り夕暮れに鳴き声を聞きますが、夜明け前後の30分間大合唱します。山全体が鈴を鳴らすようにシャンシャンシャンシャンと鳴り響く様は感動的ですが、今年はまだ聞いていません(私が目覚めないだけだろうか)。

ヒグラシは単純な鳴き声ですが、まさに日本の心。日本に生まれてよかったと思います。やや物悲しい雰囲気から秋のセミと思われているようですが、7月後半から8月前半が旬のセミです。

録音の著作権は私にあります。無断転載、転用は固くお断りします

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July 20, 2007

ワンセグ

世の中ワンセグが溢れているように思います。携帯はもちろん、パソコンに接続してパソコンで視聴できるチューナーなど。そこまでしてテレビが見たいか?と思わずにいれらません。家に帰ってからゆっくり見るだけで良さそうに思うのですが・・・。

今では電子辞書にもワンセグが付いていますし、先日発表になった日本における「iPhone」に関する意識調査の結果をみると、iPhoneに足りないものはワンセグだという回答が最も多かったとか。昔「ほとんど病気」という言葉が流行ったことがありましたが、ここまで来るとほとんど病気ではないでしょうか。今、各電気メーカーはワンセグを組み込める商品を探しているのでしょうか。

私は電車通勤をしていないので知らないのですが、都会のラッシュアワーの車中ではみんな携帯を取り出してワンセグなんでしょうか。ネット中毒が騒がれることもありますが、その前に1億総TV中毒だったのでは?

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July 15, 2007

「都会にすむセミたち—温暖化の影響?—」

「都会にすむセミたち—温暖化の影響?—」(沼田英治・ 初宿成彦共著/海游舎¥1680)を一気に読み終えました。ここに出てくるセミとはクマゼミのことと理解してよいと思います。まずセミの基本的事項の復習から始まり、クマゼミの各種の生態、大阪市における生息数の増加の問題、年次変動、幼虫期間、飛翔による分布拡散、孵化と湿度の問題、そして温暖化とクマゼミの分布拡大の問題が取り上げられ、順に考察されて行きます。

多くの実験は初宿氏のアイディアの下、大阪市立自然史博物館の活動として一般市民に協力を呼びかけて実施された抜け殻の調査、あるいはマーキング(片っ端から採集し翅にマークしてリリース。後日再採集する)、あるいは大阪市大沼田研究室の研究結果に基づいたもので、それらの結果と解析は科学的にも納得のいくものです。これらの中には今までほとんど実態が分かっていなかったことも数多く、今後のセミの生態の研究の上で必読のものと言ってもよいと思います。

上でも述べたようにほとんどの結果は「クマゼミ」に限定されたもので、そのまま他のセミの生態についても言えるものではないですし、誤解してすべてのセミについて同様のことが言えると勘違いすることは危険ですが、他種のセミの研究にも応用することができることも多いと思われます。

第5章ではクマゼミの幼虫期間について調べられていますが、同じ環境で飼育しても2年から8年(今年出現する可能性もあるので、9年〜)に大きくバラつき、その中で7年(産卵から8年)で羽化する個体が一番多かったことが報告されています。一生は8年(が多い)ということですが、予想外に長い結果が出たように思います。また同じ環境でありながら一生は3年から10年以上までという結果も意外です。

第7章では孵化直後のクマゼミの幼虫が乾燥に弱い実態が実験結果とともに報告されています。しばしばニイニイゼミが東京で減少した原因が乾燥ではないか、と言われていますが、幼虫時代をすごす地中の乾燥ではなく、孵化時の湿度や地表の乾燥が大きく関与している可能性を示唆していて興味深く思いました。

最後の第8章では温暖化とクマゼミの分布拡大の問題が取り上げられていますが、ここだけはやや弱い印象を持ちました。歯切れが悪いと言ってもよいのですが、考えてみれば実験することができない事項であるだけに仕方がないかも知れません。ただし、抜け殻が発見されたことを分布拡大と捉えるような記述があるのですが、クマゼミの‘自主的’分布拡大ではなく、人為的原因で移入された後に定住し世代交代を繰り返すことは、温暖化などによる分布拡大を考える上では分けて考える必要があるように思います。また2030年に東京が大阪のようにクマゼミに席捲される予想を立てていますが、東京においてはミンミンゼミとの関係を無視できず、やや無理があるように感じました。

クマゼミの生態についてこれだけまとまって、科学的に実証して考察した結果は今までなく、非常に貴重だと思います。今後プロアマを問わず、セミの研究をしようと思う人は必読だと思います。その意味では「図鑑・世界のセミ200種」は買わなくても、この本は買うべきです。Tokaithumb


*本の画像は著者の許諾の下で掲載しています。


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July 14, 2007

「図鑑・世界のセミ200種」

7月7日から大阪市立自然史博物館で開催されている「世界一のセミ展」に合わせて刊行された、「図鑑・世界のセミ200種」(初宿成彦著/大阪市立自然史博物館刊¥1000)と「都会にすむセミたち—温暖化の影響?—」(沼田英治・ 初宿成彦共著/海游舎¥1680)が送られてきました。

今日は「図鑑・世界のセミ200種」を紹介します。B6版の小さいハンドブックスタイルですが、掲載されている200種は大阪市立自然史博物館に所蔵されているセミで、すべてカラーで撮影されています。生態写真ではなく所蔵されている乾燥標本の写真なので中には退色が見られるものもあるのですが、これだけの種数の外国産のセミのカラー写真集は他になかったので、貴重だと思います。種ごとに学名(付けられているものには和名も)、分布域の概略地図と簡単な解説が付いています。また、所々に「コラム」としてセミにまつわるエピソードが書かれています。

残念に思ったのは、セミの写真に縮尺が書かれていないので、直感的に大きさが分からないこと。同じページに並んでいるセミの大小も実際の大小とは関係がないのです。チッチゼミやイワサキクサゼミがミンミンゼミよりも大きく写っています。

しかし、これが¥1000というのは安いと思います。大阪市立自然史博物館の特別展会場や通販ページで販売ということです。

Sekai

*本の画像は著者の許諾の下で掲載しています。

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July 13, 2007

レコーディング

音の話を書いたので、ついでにもう一つ。ここをお読みの方の中には録音の専門家の方もいらっしゃるので、とても恥ずかしいのですが、私は自然音の録音(もちろんセミが主)も趣味です。かつて「生録」という語がありました。ちょうど蒸気機関車が消える1970年代末に各社から「カセットデンスケ(ソニー)」に代表される生録用の携帯カセットテープデッキが発売され、蒸気機関車の音を録ったり、当時やはり流行したバード・ウォッチングに影響され鳥の鳴き声の録音するのが流行ったのです。私はこの時にはまだほとんど録音はしていませんでした。私が録音を始めたのはDATが世に出てからです。

写真の撮影もシャッターを押せば「何か」写るわけで、録音だって録音のボタンを押せば「何か」録音されるわけです。写真と異りピント合わせもありませんし、露出を気にする必要もない。ブレも問題ありません。写真以上に入り口の敷居は低いのかも知れません。しかし、一歩中に入るとそう簡単なことではないことに気づくのです。

まず音量。私の使う録音機(SONY PCM-D1)はマニュアルなので、録音の音量は自分で決めないといけません。大きく設定しすぎると入力オーバーで音は歪んでしまいますし、小さいとノイズが増えて聞こえます。できる限り音量は大きく設定する方が後々良いのですが、どの位にするかは勘(経験)と運かもしれません。

セミの録音の場合、私は基本的に3種類の録音を録ろうとしています。まずソロ。セミが一匹で鳴いている声です。次が合唱。言うまでもなく複数のセミが同時に鳴いているときの音。そして悲鳴音です。これは手づかみしたときに鳴く声で、そのセミの基本的な音を出すと思っています。個体差があるので何匹かの録音を録ります。これは当然捕まえないと録音できない鳴き声です。

言わば学術的目的である悲鳴音は別として、難しいのは合唱の録音です。セミの種類によるのですが、ただたくさんのセミが鳴いている場所に行ってマイクを向けると、その場にいる時にはちゃんと個々のセミの鳴き声を識別して聞けていたのに、後で録音を聞くとただ単にシャーというFMラジオの局間ノイズのようにしか聞こえないことがあるのです。人間は視覚を交えて「聞いて」いるうえ、恐らくは合唱の中からでも個々の音をまるで虫眼鏡を当てるように部分的に拡大して聞き分けることを無意識にやっているのだと思います。ところがマイクは正直ですから、それを通して録った音は平板に聞こえてしまうのでしょう。

それを防ぐためには、必ず合唱をバックにしてソリスト達の個々の歌がちゃんと聞き取れるように重ねて録らなくてはいけないのです。その時にソリスト達とマイクの距離がありすぎると合唱に埋没してしまいますし、近すぎると合唱が聞こえなくなります。この距離が微妙で、セミの鳴き声の性質に大きく依存します。抑揚が大きく、リズムや音程が変化に富む歌を歌うセミはソリストとの距離は比較的遠くても大丈夫ですが、平板な歌を歌うセミではソリストとの距離は近くないといけないのです。問題は相手がこちらの都合通りの場所・位置で鳴いてくれないことです。相手がセミですから注文することもできません。

このような難しさがある前提にはさらに、航空機、自動車やバイクのエンジン音、人の話し声などの雑音がないこと、風が吹いていないこと、雨が降っていないことなどの基本的条件があるわけで、狭い日本でこれらの条件を満たす場所を探すのは並大抵のことではありません。まして、生息地はそのような環境にお構いなしですから、限られた場所にしかいない種となると満足のいく録音をすることは大変です。しかし逆にうまく録れた録音を家のステレオで再生するとセミたちの歌がリアルに蘇り、喜びも格別なのです。

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July 12, 2007

苦手な音

先日山にエゾハルゼミの鳴き声を聞きに行った時、たまたまある最大手放送局の取材陣が来ていました。山の自然についての番組でしょうか。ちょっとお話したのですが、大合唱中のエゾハルゼミについて、「遠くから聞こえてくるときは感じませんでしたが、ここまで来るとうるさいですね」と言っていました。「そうですか。私はセミが好きなのでうるさいとは思いません」と答えたのですが、うるさいでしょうか?小鳥の鳴き声を録音しに来ているのなら、邪魔なことは確かです。

それはともかく、人によってうるさいと思う音は様々なようで、私は風鈴が苦手です。通りがかった路地からチリンと聞こえてきたら、涼しげだと好感を持ちますが、あれを自宅の軒先にぶら下げようとは思いません。四六時中チリン!とやられたらうるさいと感じます。よく、日本人と西洋人では音の処理の場所(左脳、右脳)が異なると言いますが、私の風鈴の音の処理は人と違うのかも知れません。

昔学生の時にある友人の家に泊まったことがあって、居間に布団を敷いて寝ることになったのですが、1時間おきにボーン、ボーンと時を告げる柱時計の音で眠れず、とうとう椅子を使って時計をはずし止めたことがありました。

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July 10, 2007

特に書くことなし

更新が滞っていますが、別に長期間留守しているわけでも寝込んでいるわけでもありません。純粋に書くことがないわけです。最近、あんなことこんなことというように雑用に追われていて、その上夏休み前の行事がいろいろあるわけで、ザワザワとした気分の毎日です。

「私生活」というと何やら週刊誌ネタのようでいけませんが、そんな華やかなことではなく単に「プライベートなこと」(もっと怪しく聞こえるかも知れません)、要するに家庭内の用事に過ぎないのですが、これも私なりにあるわけであれやこれやゆっくりとできません。

そんな時にはすべてを放り投げたくなるもので、そうなったら迷わずセミを聞きに行くことに決めています。今年は羽化の観察はやめにすることに決めたら現金なもので少しだけ元気も出てきました。先週の土曜日は夕方から宮島(言うまでもなく日本三景。厳島神社のあるところ)に行ってヒメハルゼミの観察をしてきました。観察とは言いますが、単に合唱を聞きに行っただけです。幸い今年も干潮の時間にあたって、有名な海中の大鳥居まで歩いて行くこともできました。宮島に家からスッと行けるというのは幸せなことです。

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July 04, 2007

気分的にのらない

セミのシーズンが来たというのにどうも最近気分が「のらない」のです。例年ならあちらこちらのセミ生息地にウキウキしながら何回も行っては夜遅くまで羽化の観察・撮影をし、心地よい疲労感をもって帰宅したのですが、今年はまず行く気がしない(腰が重い)、あるいは「そろそろ行かなければ」と思うと気が重くなる、行っても早く帰りたくなる、という症状が出ています。行ってセミの合唱に包まれればそこそこハッピーではあるのですが。ハルゼミのシーズン(5月始め)まではそれほどひどくなくて、夜遅くまでの観察もこなせたのですが、ここに来てオカシイ。実は宮古島に行っている間も、いつもの調子ではないな、と感じていました。今年はエゾハルゼミの羽化観察(先月末がピーク)はパスしましたし、ヒメハルゼミの羽化観察(今週がピークだろう)もパスしようかと思っています。無理をせず気を楽にして、今年は他のことに重点を移しましょうか。

何か体の不調の前兆ではないとよいのですが、悩むとますますおかしくなりそうでいけません。鬱の始まりでしょうか。この歳でもう気力が無くなってきたとは思いたくありません。何か心がザワザワして落ち着かず、不機嫌です。地域自治会の副会長をさせられていることも影響しているかも知れません。

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July 02, 2007

父親ゆずり?

昨夜、昨年産み落とされた卵から一年かかってカブトムシ(♂)が1頭羽化しました。正確に言うと、羽化は10日ほど前だったのですが、そのまま地中の蛹室にいて昨夜地上に脱出してきたということです。兄弟達もほとんど羽化しているので、これから続々と地上に出てくるでしょう。昨年からずっと飼っていたので、愛着もひとしお。可愛くてしかたがありません。

ところでこのカブト、写真を見てお分かりかと思いますが、サイズが非常に小さいのです。栄養には十分に気をつけたのですが、それでもこの大きさ。まだまだ私の栄養管理が不十分だったことも考えられますが、実はこの子の父親は昨年の7月下旬に林の中で夜間私がヒグラシの羽化の観察をしていたときに明かりに飛来したもので、非常に小型だったのです。ですから、父親譲りの大きさということもあるのかも知れません。

昨夜は宿舎の階段の明かりにヒラタクワガタのオス(今年なんと3頭目)、コクワガタのメス、ニイニイゼミのオス(今年初飛来)といろいろ訪問客がいました。先週は木曜日にニイニイゼミが初めて鳴き、土曜日にはヒグラシとキリギリスの初鳴き。いよいよ夏本番です。Kabuto

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