今更戻れない
よく考えてみると、我々が楽しんでいるものの多くはこの世に登場・普及してからせいぜい100年〜130年程度、というものが少なくありません。電球や蛍光灯が発明されたのも、電灯線が各家庭に引かれたのも、ラジオもテレビも、自動車も飛行機も、もちろんパソコンも携帯電話も。これらは今や欠くことのできないものになったものばかりです。最も最近普及したものは携帯電話で、私はこれが無くなっても生きていけますが、今の子供たちの中には「生まれたときからあった」ものなわけですし、そうでなくても今さら無くなったら困るという人も多いことでしょう。
さて、流行の地球温暖化。あまり叫ばれると何か裏があるのではないかと勘ぐりたくなるのは私の悪いクセかも知れませんが、深刻なことは私も認めています。勿論マスコミは何でもかんでも地球温暖化のせいにしないと気が済まないようです。きっと参議院選挙で自民党が負けたのも地球温暖化のせいなんでしょう。冗談はさておき、地球温暖化は深刻で今すぐにきちんとした手を打たないとあと50年、100年経ったときに人類がまともに生活できないほどの環境になる可能性があるのだと思います。しかし、それは多くの人にとって「自分のいなくなった後」のことで、今日の生活、明日の楽しみとどちらが大切か、と問われれば答えは「今日明日」なのです。
50年後に大変だから、電気を減らしましょう。手始めに夏の冷房は全面禁止。これを実行すれば地球温暖化防止にに大きく貢献するから、と言われて(あくまでも仮の話)みんな納得するでしょうか。現代のようにパソコンですべてを管理している状態を元の手仕事に戻せるとは到底思えません。車の数を減らすことも同様。
しかし、何だか知らないが、あと数ヶ月後に人類の生存に重大な影響が出る、ある大変なことが起こる。携帯電話を一切使わないければそれを防げることがわかった。さあ、どうするか?と言う場合は皆ブツブツ言いながらも携帯を使わないことに同意するのではないかと思うのです。
というわけで、私は地球温暖化の防止には非常に悲観的です。少なくとも今後「こんなものがあったら便利」という商品の開発はやめましょう。発売されて爆発的に売れてみんなが使うようになったら、その商品が便利で優れていればいるほど手放せなくなるのです。そうなったら手遅れです。
こうやってみると、地球温暖化に悪いものは100年〜130年前以降に出現したものばかりのような気がします。

Comments
徳政令みたいに、みんな一斉に止めるみたいな事をすれば
できるのかもしれませんね。社会が大混乱に陥るけれど。
やっぱり鎖国か。
Posted by: Cello | August 07, 2007 at 11:28 AM
ダメですねぇ、そんなことでは・・・(笑)。もっと窓を開けましょう。
昔、私が子供の時にはクーラーなんてデパートにでも行かないと無いものでした。一般家庭用のクーラーの発売がいつなのか知りませんが、わが家に来たのは確か私が中学3年のときだったと思います。
学校だって、小学校から大学まで教室にエアコンが入ったなんて言うことは考えられませんでした。前任校の大学で教室にエアコンを入れたのは十数年前だったような気がしますが、なんて甘いのだろうと思いつつ、私も恩恵にあずかるのでうれしかったものです。
Posted by: ZIkade(家主) | August 06, 2007 at 06:54 PM
自分の話ですみません。
一週間ほど前にクーラーが壊れまして、これを機会にクーラーなしの生活はできないかと、除湿機し扇風機の生活をしてるのですが、結構大変です。
まぁ、夕方になると、しのぎやすくなり、夜は扇風機で事足りるのですが、昼間がたまりません。
除湿機をかけても部屋の中が蒸れてしまいますし、掃除を励行しても、ダニがすごく湧くのです。
虫を飼っているから防虫剤は控えたいので、降参です。
今更、クーラーを使うのをやめられないと言う事で、明日、新しいのを取り付けに来てもらうことになりました。
節電タイプになるし、温度は控え目にしますから、許して下さい。(^^;
Posted by: そよ風ふく | August 06, 2007 at 06:41 PM