グスク歴訪の旅(4)
いよいよ最終日。このは朝から晴れて、恐らく雨の心配はなさそうですが、わかりません。荷物をまとめてチェックアウト。どうも季節がズレているようで、考えてみるとオオシマゼミのメスは姿も見ていませんし、クロイワツクツクのメスも勝連城跡で1匹だけ見かけただけです。どこに行ってもリュウキュウアブラゼミが多くて、チョウが乱舞。今まで何回も9月の後半に来ていますが、こんなことは初めてです。冗談にこれでクマゼミでも鳴けばいよいよ変だ等と話していましたが、毎朝出発時にホテルを出るたびに耳をそばだててもクマゼミの鳴き声はしませんでした。あたりまえですが。
この日は前日行き損ねた乙羽岳の玉城林道を通って(野良馬*)が歩いていると楽しい)再び乙羽岳頂上の森林公園に行き、それから高速で石川、普通道で読谷村に抜けて座喜味城跡を見るというコースです。
*)牧場があって、放牧された馬が林道を歩いていることがあり、林道に「野良馬注意」の看板がある。
乙羽トンネル手前から玉城林道に入ると、何とクマゼミの鳴き声が!冗談に話していたことが現実に。しかも道を進むにつれて何匹も。いよいよ季節が(たぶん一ヶ月位)遅れている感じです。沖繩本島は8月に長雨があったようですが、この影響かも知れません。沖繩本島のクマゼミ出現は本土よりも早く、6月中旬頃でしょうから、かなり遅いと思います。
またマングースが林道を渡るのを見ましたが、前日もホテル近くでも見かけていましたし、この旅行中3回遭遇しました。噂通り個体数が多いようです。動物で思い出したのですが、前日に、ノウサギを見ました。沖繩本島にウサギはいないはずですから、飼育されていたものが逃げたのでしょうか。

乙羽岳で見たナナホシキンカメムシ
実は前日乙羽岳頂上にあるアンテナ施設の工事をしていて、その騒音と雨降りのためにうまく録音ができなかったリベンジのために再訪したのですが、土曜日も工事は継続。この日も録音は難しいものでした。それでも豊かな自然を満喫して山を下り、伊豆味方面に抜けて八重岳の登山口付近を通ったのですが、ここでも複数のクマゼミが鳴いていました。
帰る前に許田の道の駅で買い物。料理に使う黒糖を買って送らせました(うっかりしてさんぴん茶の煮出し用ティーバッグを買うのを忘れました)。11時半頃出発し、石川のうるま市市民公園に寄りました。この日はクロイワツクツクがたくさん鳴いていましたので録音をし、公園内を散策。公園は大分荒れていて、十分に手入れしているように思えません。放置されているようにも見え、今後が心配です。それでもこんな子がいました(ツマベニチョウの幼虫です):
30分ほどで出発するはずでしたが、何やかやと楽しいと時間が経ってしまい、すでに1時半。大急ぎで読谷村の魚料理の店おおき海産物レストランに行きました。この店は二度目で、住所も分かっていたので、ナビに直接入力しすべてお任せすることにしました。実は私はカーナビが嫌いで、いつもは事前に地図を見て調べ、あとは勘を頼りに行くのですが、今回は予習をしていなかった上、地図もなし、時間もなしということで、利用しました。
5時にはレンタカーを返す必要があって、時間がだんだんとなくなってきました。3時に店を出て座喜味城趾に行きました。正面のリュウキュウマツの林ではクロイワツクツクがたくさん鳴いていました。このマツ林を過ぎ、いよいよ城の前に来た時にサーッと雨が降ってきました。いわゆる「キツネの嫁入り」です。脇にソテツがあって、花をつけていました。シジミチョウがいましたが、ソテツシジミでしょうか。

こうして沖繩のグスクを見てくると、どれもヤマトのいわゆる天守閣のそびえるお城とは全く雰囲気が異り、かつての琉球王国の歴史を思うのです。
3時半に城を出発し、58号線を南下。嘉手納基地の横を通り、沖繩南インターから高速に入り、5時ギリギリにレンタカー屋にたどり着きました。家内の希望だった「やちむんの里」に寄る時間がなくなりましたが、次回ということで・・・。那覇空港からは6:10発の ANA便で広島へ。すべての雑用や仕事を忘れた旅もこれでおしまいです。



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