トランペット!
京都大学数理解析研究所に出張で来ているのですが、入り口に総合博物館で行われている「秋季企画展『生態学が語る不思議な世界 生物の多様性ってなんだろう?』」のポスターを発見したので、仕事の合間に見学に行ってきました。残念ながら肝心の企画展は大したことはなかったのですが(セミの標本もなし)、初めて入ったこの博物館はどこぞの田舎大学@中国地方のものとは大違いで流石、と言わざるをえませんでした(ただし入場料400円)。
常設になっている展示にはボルネオ島ランビルの森(故井上民二氏がいらっしゃったところ)が再現されていて、熱帯雨林の樹冠観察用の吊り橋とそこからの一日の風景のビデオ(巨大スクリーン)、現地で録音された音が流されていました。ニイニイゼミのような持続性の鳴き声が聞こえ、これは明らかにセミだろうと思いながら館内を歩いていたのですが、突然パーッ!パパパパパパーというけたたましいトランペットの音が鳴り響きました。これこそMegapomponia imperatoria(和名:テイオウゼミ)の鳴き声です。鳴き声は今までもテレビ番組やネットなどで聞いたことがあるのですが、このようにリアルに聞いたのは初めてで、思わず音源のスピーカのもとに駆けつけてしまいました。
ちなみにテイオウゼミの属名は最近変更になり、Megapomponiaとなりました。タイワンヒグラシの属名はPomponiaのままです。テイオウゼミのグループが分かれてMegapomponia(テイオウゼミ属というのか)になったわけです。
数理解析研へ入る道にはカリンの並木があって、たくさん実がなっていました。



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