今朝の朝日新聞を見ていたら、欧米(含オーストラリア、ニュージーランド)では食器を洗うときに、洗剤がついたままふきんで水気を拭き取り、水ですすぐことをしない、ということが出ていました。要するに、シンクに水を張って洗剤を溶かし、その中で食器をジャボジャボ洗った後にふきんで水気をとってお終い、ということです。
このことは以前から知っていたのですが、今朝の記事にはあれこれその理由らしきことが書かれていました。どれも尤もらしいことなのですが、私はもっと簡単な理由があるのではないかと想像しました。
そもそも、日本では仮に母親がどのように食器を洗っているかという知識がなくても、洗剤と皿を渡して洗わせたら、最後に水ですすぐという動作が入るのではないでしょうか。これは食器洗いだけではなく、手洗い、体を洗うこと(風呂)などすべてに共通する動作だからだと思うのです。つまり仮に皿洗いをしたことがなくても、他との類推・類似から「すすぐ」という動作が入るのではないかと思います。そしてこのことは欧米人も同様で、彼らは他の動作との類推・類似から「すすぐ」という動作が入らないのではないでしょうか。
欧米の場合、風呂にしてもバスタブの中で洗うわけで、風呂の外には洗い場がありません。想像ですが、欧米人はバスタブの中で石鹸・ボディーシャンプーで体を洗った後に、タブの中にある石鹸分のいっぱい溶けこんでいるお湯で石鹸分を流すだけで湯から上がり、タオルで水気を拭き取ってお終いなのではないかと思うのです。日本でもビジネスホテルを含めホテルの部屋の風呂の洗い場はバスタブの外にはありませんが、その場合でも日本人はお湯の中で石鹸・ボディーシャンプーで体を洗った後に一度お湯を流し、再度お湯を張るか、あるいはシャワーで石鹸分を流すわけです(少なくとも私はそうしている)。
いや、欧米人だって体を洗うときには最後にすすぐよ、ということですとこの説は破綻するのですが、要するに欧米人が食器を洗うときには、自分の体を洗うときと同じようにしているだけではないかと想像しています。ちなみに、アジアの各国では基本的に食器洗いの最終段階ですすぐ動作が入るそうです。洗剤には多かれ少なかれ匂いもあり、さらに化学物質であるわけで、メーカーに無害だと言われても、洗い流さないという感覚は私には抵抗があります。
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