嫌悪の本能
昨日の日本経済新聞に、ヘビを嫌悪するのは先天的なものということが記事になっていました。人間をふくむ霊長類がヘビを嫌がるのは後天的なものか、先天的な本能なのかということは以前から論争があり、さまざまな観察や実験があったそうですが、現在は「先天的」という説が主流だということです。
私もヘビが好きか?と聞かれたら、どちらかと言えば好きではないと言えると思います。ヘビが出ただけで悲鳴をあげて逃げる、鳥肌が立つということはありませんし、触ってみろといわれれば毒蛇でないかぎり触ることもできると思いますが、あまりフィールドで出会いたくない存在であることは確かです。
世の中にはヘビを愛で、ペットにする人もいるわけですが、もしもヘビを嫌がることが本能だとすると、そういう人は頭/理性でそのような本能的感情を打ち消している、ということなのでしょうか。本能にはさまざまなものがあって、それらを人間は頭/理性で押えて生きているのでしょうから、ヘビを嫌がる気持ちを抑えることも(人によっては)たやすいのかもしれません。
そもそも霊長類にヘビをいち早く見つけ出し(視力の進化)、嫌悪する本能が身についたのは、かつて毒蛇や大型のヘビとの熾烈な生存競争の歴史があったから、ということですが、(霊長類対)昆虫の場合はどうなのでしょうか。昆虫の中には毒を持ったものもいますが、おそらく昆虫は霊長類にとってエサだったのではないかと思います。だとすると本来人間の中には昆虫好きが本能として備わっている・・・ということはないのでしょうか。虫好きな私は原始的なのでしょうか。

Comments
そうでしたね。旧約聖書での扱いをみると、蛇への嫌悪は大昔からだと
実感させられます。
Posted by: Zikade(家主) | August 28, 2008 at 11:21 AM
聖書でも良く書かれていないぐらいなのでよほどの嫌われ者かもしれません。
Posted by: おいかわ飯店 | August 27, 2008 at 02:59 PM
こんにちは。まぁ、ハブを別にすれば、日本のヘビはいきなり飛びかかってくることはまずないでしょうし、巻きつかれて飲み込まれる心配もないでしょう。私の場合フィールドで一番びっくりするのは「人」です。山奥で夜ヘビが出ても驚きなせんが、ヒトがいたら・・・。
Posted by: Zikade(家主) | August 27, 2008 at 09:09 AM
私が初めて野外でヘビを見たのは、確か10歳前後でした。草むらがかさっと動き、それがヘビだと分かった瞬間、物も言わずに一目散に走って逃げましたっけ。あれは、恐怖というより、ヘビを初めて見た驚きでパニックになったのだと思います。
しかし今では、草むらでかさっと音がすると一瞬驚くものの、正体が分かれば「何だ、ヘビか」と安心します。
Posted by: JG | August 26, 2008 at 07:56 PM
こんにちは。トカゲは(イモリやヤモリの類いも)・・・ヘビに比べるとあまり嫌われ者ではないでしょうね。きっとわれわれの祖先にとっては獲物だったのでしょう(笑)。
Posted by: Zikade(家主) | August 26, 2008 at 07:02 PM
へびはあんまり好きじゃないですが、
無害なとかげさんとか、ときどき、とってもきれいに
見えて、みとれることがあります。
といっても、実家にいるときくらいしか、見る機会は
ないのですが。
Posted by: ふぃべ | August 26, 2008 at 02:03 PM